映画

73歳のリベンジ 小説「ドクトル・ジバゴ」の読破

59年前のある出来事暇にまかせ、ロシア革命について調べているうち、映画「ドクトル・ジバゴ」で流れた曲「ララのテーマ」とともに、59年前の苦い思い出がよみがえってきました。 私が中学2年生だった1958年10月、ソ連の詩人であり、作家であるボ…

ダン・ブラウン原作の映画「天使と悪魔」について

ダ・ビンチ・コードは「マグダラのマリア」をイエスの妻だと主張する秘密結社「シオン修道会」と聖書の教えに反するその仮説に嫌悪感を抱く協会組織「オプスデイ」過激派との対立を描いたものでした。 物語ではシオン修道会の総長を歴任したレオナルド・ダ・ビ…

ヒトラー暗殺事件の映画「ワルキューレ」をみて

映画「ワルキューレ」上映予告のチラシを見て、友人の恩師がヒトラー暗殺計画に関与したルードヴィッヒ・ベックを研究していたことを思い出し、2月11日、ブログに載せました。 yaseta.hateblo.jp 映画「ワルキューレ」は3月20日に封切りになり、現在も…

レッドクリフpart2試写会を見ての疑問を調査「赤壁の戦いにおける曹操大敗の原因」

[レッドクリフ] ブログ村キーワード 先日、「レッドクリフpart2」試写会に当選したので映画をより面白く見るため、少し下調べしていきました。 三国志は正史の「三国志」と史実を基に物語を面白くするため若干誇張気味に書いた著者「羅貫中」の「三国志演義…

映画「ワルキューレ」と鉄の歴史家「中澤護人」氏の「ベック将軍研究」について

数日前、2009年3月20日封切り予定のトム・クルーズ主演映画「ワルキューレ」のチラシを手にいれました。題名を見て、昔、見た映画「地獄の黙示録」の中でワーグナーの「ワルキューレの騎行」の前奏曲を鳴らしながらヘリコプターでベトコンを攻撃する場…

映画「レッド・クリフ」の見どころの一つ赤壁に向かう曹操軍大船団の絵

10月末に、三国志の名場面の一つ「赤壁の戦い」を描いたジョン・ウー監督製作の映画「レッド・クリフ」の前売り券を買いました。 11月1日から封切りになっていますが混雑すると思い、我慢してもう少し遅らせて見ようと思っています。 テレビで流れてい…

中国人映画監督のドキュメンタリー映画「靖国」の上映中止を残念に思う

4月1日の読売新聞は中国人映画監督が製作したドキュメンタリー映画「靖国」が「右翼団体の宣伝カーによる反対行動が予想され、周囲の商業施設などに迷惑を及ぼす可能性がある」という理由から東京、大阪の映画館数か所で上映を中止したと伝えました。 この…

市川崑監督の死去と映画「ビルマの竪琴」の名場面

2月14日の読売新聞で東京オリンピックの記録映画を撮った市川崑監督が死去したことを知りました。享年92歳でした。 私は市川崑監督については彼の作品「東京オリンピック」が当時、記録映画か芸術かなどとメディアに取り上げられ話題になったことで知る…

NHKコメディ番組「サラリーマンNEO」がエミー賞最終ノミネートに

11月23日の朝、チャンネルを回していたところ、NHKのコメディ番組「サラリーマンNEO」のスペシャルをやっていました。 時間帯が夜23時からなのでほとんどみることはなかったのですが、先日NHKスタジオパークで「サラリーマンNEO」の「生瀬…

変わらぬ人気のクレイモデルアニメ「ウオレスとグルミット」

先日、山口宇部から羽田に向かうJALの機内の座席に備わっていたカタログ雑誌に「ウオレスとグルミット」のアニメグッズが載っており、好きなキャラクターであることを思い出しました。 ウォレスとグルミットは、イギリスにあるアードマン・アニメーション…

魅了されたアニメ「スポンジ・ボブ」とその仲間のキャラクター

先日の日曜日の夕方5時25分過ぎにチャンネルをNHK教育テレビにしたところ、子供向けのテレビアニメ番組「スポンジ・ボブ」を放映していました。そのキャラクターが気に入り最後まで見てしまいました。 NHKの番組や紹介文をみるとアメリカでは199…

アメリカアニメ映画会社ピクサー対ドリームワークスの因縁の対決

8月6日にディズニー/ピクサー製作のアニメ映画「レミーのおいしいレストラン」を見ました。 ピクサーとドリームワークスは1998年からアニメ映画のヒットをかけた熾烈な競争を続けてきており、表1に見られるように同じ昆虫や魚や動物を主人公した類似…

映画「300(スリーハンドレッド)」を見て

紀元前480年、100万の大軍を率い征服を企てるペルシャ軍(現在のイラン)とわずか300人の兵士で立ち向かったスパルタ「レオニダス王」の戦いを描いたハリウッド映画「300(スリーハンドレッド)」を見ました。 この映画は邪悪な勢力としてイラン…

絵になる藤原紀香と陣内君の結婚披露宴

6月30日に神戸市ホテルオークラ神戸で行われた藤原紀香(35)と陣内智則(33)の結婚披露宴の模様をテレビで見ました。 抜群の容姿に真っ赤なドレスを身にまとった藤原紀香をエスコートして陣内君が現れたときは絵になると思いました。 そして、描き…

イランの国民感情を害しているハリウッド映画「300(スリーハンドレッド)」

元会社の同期と6月7日に温泉に行くことになり、「つくばエクスプレス」「流山おおたかの森」駅そばの「おおたかの森SC」の中にあるJTBに行き、申込金を払い、群馬県の伊香保温泉旅館を予約しました。 終了後、センター内をウインドウショッピングしな…

インド映画史上初のアニメ「ハヌマーン」がインドで大ヒット

日本映画が低迷し、減り続けていた映画館の数が10年前から増加に転じ、2005年の日本映画の製作数は356本でしたが2006年は417本になり、その傾向が顕著になってきているそうです。 その理由としてはヒットする日本映画が多くなり、人気が上が…

映画「蒼き狼(地果て海尽きるまで)」チンギス・ハーンの戦闘シーン

モンゴル建国800年記念映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」は封切りされて1ヶ月経ちましたがようやく先週見ました。 昨年、「蒼き狼 地果て海尽きるまで」の公式ホームページやブログが公開され、モンゴルでの撮影記事や写真を見たり、私もチンギス・ハー…

映画「武士の一分」と原作の決闘シーンの違いについて

山本洋次監督製作、藤沢周平原作の映画「武士の一分」は封切りされてから2ヶ月近くになりますが、ようやく見ました。 最後に近い場面で、離縁した妻加世代が夫の行く末を案じ、飯炊き女として戻り、新之丞にさとられないように食事をつくります。 三村新之丞…

2007年のゴールデングローブ賞に関連して

アカデミー賞と並ぶ世界的な映画賞、2007年の第64回ゴールデングローブ賞の授賞式が1月16日に開催されたとテレビで報道しました。 映画賞は各部門ごと十数種類ありますが、まず、私が知っていた映画はクリント・イーストウッド監督、渡辺謙主演による「硫黄…

軍事美談に隠されてしまった戦争の「残酷さ」と「悲惨さ」

つい先日、テレビでハリウッド映画「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」の宣伝と予告編をやっておりました。 「父親たちの星条旗」はアメリカ側の視点に立って描いた作品であり、「硫黄島からの手紙」は日本側の視点で描いた作品で、これらは2部作と…

再放送の韓国ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」が完結しました

「冬のソナタ」で中高年女性が引き起こした韓流ブームは若い女性を巻き込み日本全国に広まりました。 続いて、2年前にNHK・BS2で「宮廷女官 チャングムの誓い」が放送されるとこれも人気が出て、中高年女性だけでなく、中高年男性それもビジネスマン…

映画「出口のない海」を見て

上映期間終了ぎりぎりの10月31日に「出口のない海」を見に行きました。 私は映画の中の主人公と同じ年代に回天基地のある山口県周南市(旧徳山市)で14年間過ごし、新入社員の教育期間を含め数回、そして、今年の3月に回天基地を訪れたこともあり、回…

日本版記録映画「東京裁判」と公開中の中国版映画「東京裁判」を比較してみたいです。

本屋で2006.10.12号「クーリエ・ジャポン」の表誌の中国版『東京裁判』という見出しに興味を持ち、中を見たところ、中国が製作した映画「東京裁判」が今年の9月1日に中国全土で公開され、現在、興行成績はトップ3にランクインしているという記事でした。 …

映画「武士の一分」の決闘シーンをマンガで描いてみました。

藤沢周平の小説「盲目剣谺返し(こだまがえし)」が山本洋次監督により「武士の一分」というタイトルで映画化され、この12月1日より公開されるということをテレビの予告で知りました。 既にHPが公開されており、ブログも10月3日から公開されておりま…

モンゴル帝国を築いた蒼き狼「チンギス・ハーン」について

8月4日に井上靖の小説「蒼き狼」の読後感みたいなものを書きました。小説「蒼き狼」の読後感とモンゴル帝国の地図 yaseta.hateblo.jp その後、遅まきながら、チンギス・ハーンの映画が企画され、製作過程を綴ったブログが発信されていることを、知りました…

祖国と愛する者を守るため、命を投げ打った若者達のメッセージ

平成18年3月ハワイ観光で真珠湾に行ったとき、30年前、周南市にある回天記念館を訪れ、20代の若者が死を覚悟し、家族に宛てた遺書を読み、涙が出て最後まで読めなかったことを思い出しました。 その後、再び訪れ、祖国の繁栄を信じ、愛する人たちのた…

映画「ジャイアンツ」の原作のモデルとなった石油成金

先日、1930年頃のアメリカ東テキサスのオイルラッシュについて調べているうち、ジャイアンツのモデルになった実在の石油成金がいたことを知りました。 映画「ジャイアンツ」にみる石油成金 yaseta.hateblo.jp 東テキサスのオイルラッシュ yaseta.hateblo…

映画「隠し剣鬼の爪」について

数年前に藤沢周平の小説「たそがれ清兵衛」が映画になり、その後「隠し剣鬼の爪」、今年「蝉しぐれ」が映画になりましたが、以前、映画「たそがれ清兵衛」とNHKテレビドラマ「蝉しぐれ」を観ました。 特に、「蝉しぐれ」は封建時代の下級武士の家に生まれ…

映画「ダ・ヴィンチ・コード」について

小説「ダ・ヴィンチ・コード」はレオナルドダビンチの名画に隠された暗号とキリスト教二千年の歴史を絡めたミステリーで、話のテンポがどんどん進むがそれでいて、重みがあり、馴染みのある名画にエーと驚く謎が隠されて、とにかく息もつかせないで、どんど…

映画「ジャイアンツ」で見る石油成金

石油の開拓時代、人々は一攫千金を求め、オイルラッシュが起こり、一部の幸運なものが石油を掘り当て一夜にして億万長者の石油成金になりました。 石油成金でジェーム・ディーンが出演した映画「ジャイアンツ」を思い出したので、DVDを借りて見ました。 …