2007年のゴールデングローブ賞に関連して

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アカデミー賞と並ぶ世界的な映画賞、2007年の第64回ゴールデングローブ賞の授賞式が1月16日に開催されたとテレビで報道しました。

映画賞は各部門ごと十数種類ありますが、まず、私が知っていた映画はクリント・イーストウッド監督、渡辺謙主演による「硫黄島からの手紙」(「父親たちの星条旗」と2部作のひとつで日本側の立場で表現した同監督の映画)しかありませんでしたが、この映画は優秀外国語映画賞を獲得していました。

ドラマ部門の最優秀作品賞はブラッド・ピット主演のはBabel(バベル)という映画でした。

私が興味を持ったのはドラマ部門で最優秀主演男優賞を獲得した黒人俳優フォレスト・ウィテカー主演の「The Last King of Scotland(ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド)」です。

内容は全然知りませんが、テレビに一瞬流れたさわりの部分だけ見ると、ウガンダのアミン大統領に関した映画のようでした。

アミン大統領といえば、1971年1月、アフリカのウガンダでクーデターを起こし、自ら大統領となり、独裁政権を作り、反対派の虐殺や海外企業を接収などで国際的に非難を浴びました。

そして、1979年4月、ウガンダ民族解放戦線に破れ、リビアに逃亡し、8年間におよぶ独裁政治は終わりました。

アミンの残虐行為は全世界に報道され、欧米から経済制裁を受けていました。アミンに虐殺された反体制派の人々は10万人とも30万人とも言われました。

このマンガは独裁者アミンを描いて1979年5月号のI社所内報に載せたものです。