2020年1月30日から4年3カ月続いたコロナ感染恐怖からの解放

コロナ感染者数推移グラフ

【2020年1月から2024年4月まで第10波10回の「コロナ感染の波」が発生】
新型コロナウイルス感染症は第8波の波の後の2023年5月からインフルエンザと同じ感染症法「5類」に変更され、毎日公表されていた全数把握から週1回の定点把握(1病院当りの1週間の感染者数)に変わりました。

yaseta.hateblo.jp

そして計測が始まり、コロナ感染状況を概略知る手段としてインフルエンザ感染状況判断基準が示されました。
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*定点把握のコロナおよびインフルエンザ感染状況判断基準
(1病院当り1週間の合計感染者数)
1病院当り感染者 -------  1人 ------- 流行入り
1病院当り感染者 ------- 10人 ------- 注意報
1病院当り感染者 ------- 30人 ------- 警報
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2023年5月7日の定点把握(5/1~5/7までの1週間の1病院当り感染者数)は流行入りの1人以上の1.71人(全数把握8,550人)から始まりました。(かっこ内の全数把握は痩田の概略推計値)

規制緩和の後、ゴールデンウイークに入ったこともあり、感染が拡大に向かい、コロナ感染第9波となりました。
第9波は2023年9月3日に定点把握20.50人(全数把握102,500人)はピークに達し、その後減少し、11月19日に1.95人(9,750人)まで減少しました。

しかし、再び、増加に向かい、コロナ感染第10波となり、2023年11月19日から2024年2月4日まで11週間連続増加し、2月4日の定点把握は16.15人(全数把握80,750人)を記録しました。

ようやく2月4日のピークから反転・減少に転じ、4月14日の定点把握は3.71人(全数把握18,550人)まで10週間連続で減少しています。

コロナ感染流行が始まってから4年4カ月で第10波10回の感染増加と減少を繰り返す「コロナ感染の波」が発生しました。

 

【コロナ感染恐怖からの解放】
コロナ感染症と同じ5類のインフルエンザが昨年後半から流行し、2024年3月17日のインフルエンザの定点把握17.26人(全数把握86,300人)と発表されました。

これに対し2024年3月17日のコロナ感染の定点把握は6.15人(全数把握30,750人)で、インフルエンザ感染者の3分の1です。
その後、インフルエンザは急速に減少に向かい、4月14日現在ではほぼ同じ程度の感染者数になっています。

コロナ・インフルエンザ感染動向表

インフルエンザの場合、昨年から現在まで流行し、コロナ感染者より多くの感染者を出していたのに私は、あまり気にせず、まったく恐怖心が起きませんでした。

それなのに、2020年1月から猛威を振った新型コロナウイルスの怖さが頭に刷り込まれ、その後、毒性が弱まり、ワクチンや治療薬が整備され、5類に移行され、2024年4月の現在に至たっても、私のコロナの恐怖心は抜き切らずにおりました。

しかし、コロナとインフルエンザの感染動向表を比較した結果、コロナの重症・死亡リスクはインフルエンザと同程度であり、またインフルエンザ感染に対し、気にしないと同様に、コロナ感染を極度に恐れたり、特別視する必要がないことに遅まきながら気付きました。

コロナ感染症もインフルエンザ並みになったことをようやく理解することができたので2024年4月20日を以てコロナとは決別することにしました。
そして、2020年1月30日から4年3カ月にわたる私のコロナ感染者数推移グラフの作成を終了することにしました。