ピクサーとドリームワークスは１９９８年からアニメ映画のヒットをかけた熾烈な競争を続けてきており、表１に見られるように同じ昆虫や魚や動物を主人公した類似のアニメ映画４作品を製作して競いあっています。
２００７年６月米公開アニメ映画「レミーのおいしいレストラン」は２００６年１１月アメリカで公開されたドリームワークス製作のアニメ映画「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」と同じねずみを主人公としたＣＧ（コンピュータグラフィックス）のピクサー対ドリームワークスの長編アニメ映画の観客動員競争の第４回戦だったのです。
１９９５年、ピクサー・アニメーション・スタジオのステーブ・ジョブスはディズニーと提携し、ピクサー・ディズニーを設立しました。一方、ディズニーの映画部門責任者ジェフリー・カッツェンバーグはデェズニーの会長兼ＣＥＯと対立し、映画監督スティーブン・スピルバーグとレコード界の大物ディビット・ゲフィンと手を組み、ディズニーから優秀な人材を引き抜き、ドリームワークスを設立しました。
そして、ピクサーとドリームワークスの因縁の対決が始まったと言われています。
