2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

石油の歴史No55【OPEC以外の油田開発を目指した各国企業】

アメリカでは1973年の第一次オイルショック後、メジャーは絶え間ない攻撃に晒されました。メジャーの利益は1972年までの5年間、増加する需要にもかかわらず1972年69億ドルで、ほとんど増加しなかったのに対し、1973年117億ドル、197…

宇宙旅行社を設立し、2009年民間人初の宇宙旅行を企画した革命児リチャード・ブランソン

1月中ごろ、雑誌「クーリエ・ジャポン」の表紙に宇宙服を着て立っている男の姿が載っていました。その人は昨年、アメリカ航空業界に参入を果たして話題になったヴァージン・アトランティック航空などを傘下に持つヴァージン・グループ会長でイギリスの冒険…

新風舎の不誠実な自費出版勧誘が招いたトラブルと倒産

2008年1月7日の読売新聞に「自費出版大手の新風舎が民事再生の手続きを申請している。」報道され、1月20日には「予定していた支援企業から支援見合わせの方針が伝えられ、民事再生を断念し、新風舎は破産手続きに移行する見通しになる。」と報道さ…

Adobe Illustratorで作った初めてのイラスト

ブログのマンガはサインペンで描き、スキャナーで撮り、Photoshop elements で着色していますが楽に作製できないかと思っていたところ野田地域職業訓練センターでAdobe Illustoratorの基礎講座の募集を見つけ受講しました。 1月から課題の作製を行っていま…

生態系など環境変化が危惧される中国の巨大プロジェクト「南水北調」

2007年6月のNHKスペシャルの「激流中国 北京の水を確保せよ~しのびよる水危機」や年末の読売新聞の特集記事「中国疾走 五輪前夜」など、中国水不足の深刻さについて、たびたびテレビや新聞で報じられています。 中国の北部や黄河流域は昔から慢性的…

地球温暖化により北極に領海線問題と北極航路可能性が浮上

地球温暖化は北極圏にも影響を与えており、TIME誌は2007年10月1日号で「北極は誰のものか」という特集を載せていました。 1982年9月に北極大陸を観測した時、海氷は北極圏のほぼ全域を覆っていました。しかし、23年経った2005年9月観…

28万円の国民車を作り出したインドのタタ財閥のタタ・モーターズ

2006年、インド人オーナーで世界最大鉄鋼会社ミッタールスチールが世界2位のアセロール買収がありました。かつては世界一だった日本の新日鉄もその後はミッタールの買収ターゲットになりつつあり、その攻防が注目されています。 2007年4月、インド…

石油の歴史No54【人類の危機を警告したローマクラブの「成長の限界」】

【石油過剰供給時代の終焉】1970年前半になると、世界の石油需要が供給を上回り出し、これまで20年近い供給過剰が続いた時代は終わりを告げることになります。 1960年代後半からから1970年代前半にかけ先進工業国は安い石油に支えられ高度経済…

石油の歴史No53【アラスカ油田開発とパイプライン建設の凍結】

1923年アメリカ海軍はアラスカの北極海沿岸に艦船の石油補給地を作ったのがきっかけで人がアラスカを訪れるようになり、山師たちも石油を求めてアラスカに来ましたが発見できずいつしか忘れさられました。 33年後の1956年のスエズ危機の時、シェル…

地球温暖化対策のひとつ「CO2の地下貯留」について

正月のテレビでは新しい年を迎え、地球規模で発生している問題を取り上げ考えさせる番組がいくつかありました。 その中の一つに各国の企業や家庭などが排出するCO2が増加し、さらに開発途上国の密林の樹木伐採が加わり地球の気象や生態系を変えつつある砂…

出光佐三のことば「人間の幸福は老後にある」

私が1969年(昭和44年)、I社に入社したのは兄の一言でした。 あの会社の創業者は「人間尊重、真に働く姿で国家社会に示唆を与える」などを理念に掲げたユニークな会社であるから入れるものなら是非入った方が良いという言葉でした。 偶然、指導教授の…

十二神将一番目の「宮毘羅(くびら)」大将の絵

明けまして おめでとう ございます。 今年もよろしくお願いします。 薬師如来を守る十二神将のうちの一体「宮毘羅(くびら)」大将を載せます。 新薬師寺の十二神将像の概要と配置については下記12月31日のブログを参照してください。 yaseta.hateblo.jp