麻生新首相誕生と小泉元首相の突然の引退

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2008年9月22日の自民党の総裁選で麻生太郎幹事長(68歳)が勝利し、第23代総裁に就任しました。

 

24日夕方、臨時国会の首相指名選挙で参議院では麻生太郎自民党総裁は108票で小沢一郎民主党党首(66歳)の125票に敗れたが、衆議院では麻生太郎は337票を獲得、小沢一郎の117票に勝利し、第92代首相に選出されました。

 

福田政権発足

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自民党大敗

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その夜に首相親任式と閣僚認証式が皇居で行われ、新内閣が発足しました。その後すぐ、自ら閣僚名簿を読み上げ発表しました。

 

これからアメリカの金融危機が日本経済に及ぼすダメージ最小限に抑えるために重要なポストの財務相と金融相(兼務)に中川昭一元党政調会長経済産業相二階俊博党元総務会長、経済財政相に与謝野馨元党政調会長が任命されました。

 

麻生内閣の閣僚
総理      麻生 太郎、吉田茂元首相三世
総務      鳩山 邦夫(津島派)、鳩山一郎元首相二世
法務      森  英介(麻生派、初)、森美英元衆議院議員二世
外務      中曽根弘文(参・伊吹派)、中曽根康弘元首相二世
財務・金融   中川 昭一(伊吹派)、中川一郎衆議院議員二世
文部科学    塩谷  立(町村派、初)、塩谷一夫元衆議院議員二世
厚生労働    舛添 要一(参・無派閥、再任)
農水      石破  茂(津島派)、石破二朗衆議院議員二世
経済産業    二階 俊博(二階派、再任)
国土交通    中山 成彬(町村派
環境      斉藤 鉄夫(公明、再任)
防衛      浜田 靖一(無派閥、初)、浜田幸一正元衆議院議員二世
官房・拉致問題 河村 建夫(伊吹派
国家公安委員長 佐藤  勉(古賀派、初)
経済財政    与謝野 馨(無派閥、再任)
行政改革    甘利  明(山崎派)、甘利正衆議院議員二世
消費者     野田 聖子(無派閥、再任)、野田卯一衆議院議員三世
少子化     小渕 優子(津島派、初)、小渕恵三元首相二世

 

麻生内閣の新閣僚が決まった翌日の9月25日夕方、突然、小泉純一郎元首相(66歳)が次期衆院選には出馬せず、政界を引退する意向を明らかにしたとテレビニュースでながれました。26日の読売新聞によると小泉元首相は「総裁もやったので十分」「国会議員を36年間努めて役割は済んだ」と述べ、秘書で次男の小泉進二郎氏(27歳)を後継者にするそうです。
私は小泉元首相は社会が混乱している時期に突破口を開いてくれるリーダーとしては優れているがその後、混乱を収拾して安定にするためのリーダーとしては向いてないような気がしていました。しかし、国民からはまだ人気がある数少ない政治家の一人でした。

 

新聞では小泉元首相の不出馬は「政界再編の行方や次期衆院選に少なからず影響を与える」と伝えていました。