第21回参議院議員選挙で大敗北を帰した自民党

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2006年9月末、安部政権が発足し、これまでの実績の評価を問う第21回参議院議員選挙が昨日7月29日に行われました。

 

安部政権発足 

yaseta.hateblo.jp

開票結果、自民党は改選前64議席から当選37議席と27議席を失う大敗北を帰してしまい、一方、民主党は改選前32議席から当選60議席と28議席増やす大躍進を果たしました。

 

敗北の原因として朝日新聞では次の3点を挙げていました。
(1)年金支払い記録の不備が次々発生し、ずさんな管理に対する国民の怒り
(2)松岡前農水相や後任の赤城農水相の政治資金の不適切な使い道とそれに対する自民党の対応のまずさ
(3)久間防衛相らの失言が連発し、議員の国民の信頼感が揺らいだ

 

もし、今後の衆議院議員選挙でも民主党議席を伸ばし、自民党と同程度の議席になり、民主党自民党のパワーがバランスすれば、アメリカの共和党民主党のような2大政党システムになると思います。

 

そうなれば、話し合いによる政策決定が多くなり、一方の政党が極端に走らないように是正できるようになります。そう考えると自民党民主党でパワーバランスを保つことはある意味では良いことだと思えてきました。

 

ただ、自民党民主党も国民に信頼できる、期待できる人材をそろえることが必要条件になると思います。