今年1月たまたまのチャンネルを変えていたら、バッタの格好したおじいさんが人形のバッタと一緒に歌っていました。
その歌のメロディーが昔、フランス映画のサウンドトラックで聞いたような、懐かしさ、物悲しさを覚え、いい歌だと思いましたが、終わったとたん別のチャンネルを変え忘れてしまいました。
昨日、5月5日のNHKのこどもの日にちなんだニュースで再び、その歌を聞くことができました。
この歌は昨年12月に「NHKみんなのうた」放送されると、すぐに反響を呼び、現在も人気があり、放送中とのことでした。
この歌を歌っているおじいさんはこの歌も作詞しており、「ノッポさん」といって、長年、NHKの子供番組で活躍し、人気のある超有名人でした。恥ずかしながら、「NHKみんなのうた」や「子供番組」はほとんど見たこともなく、今まで、知りませんでした。
私と同年代のノッポさん扮するおじいさんバッタが孫たちに若い頃の経験談を語り、そして「勇気を持って、恐れることなく、どんどん広い世界へでてゆきなさい」ということば投げかけます。
そんな歌詞をアコーディオンの調べに載せて哀愁込め歌いあげるものですから心に響き、ついほろりとさせられました。
1月に聞いたときはいい歌だと思ってそのまま過ぎ、人気がでてきて話題になってから再び聞いて感動するという二番煎じになりましたが、いい歌に出会い久し振りに心がいやされました。