2022年6月16日の”Internet Explorer”サービスの終了とパソコン・インターネット黎明期の思い出

コンピュータの黎明期と発展

インターネットの超概略史

2022年6月16日をもって、Microsoftのインターネット用のブラウザ(閲覧ソフト)”Internet Explorer”のサポートが終了となり、Microsoft Edgeに全面移行となりました。

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1972年の大型コンピュータはメインメモリ80KBで、現在(2022年)のパソコンのメインメモリ4GBと比較しても20万分1の容量でした。

しかし、大型コンピュータはレンタル料月額1000万円に対し、現在のパソコンはレンタル料換算で月額5000円程度です。

当時は大型コンピュータといっても現在のパソコンメモリの20万分の1なのに価格は2000倍という高額でした。50年間の技術進歩に目を見張るばかりです。

 

1957年ソ連の人類初の人工衛星スプートニク打ち上げ、1962年キューバ危機、1965年ベトナム戦争など冷戦真っただ中の1969年にアメリカはアポロ11号による人類初の月面着陸を成し遂げ、テレビ中継をみた私を含め世界中が驚き、アメリカは宇宙技術でトップを走っていたソ連にようやく追いつき追い越し、国民はアメリカの底力を見せたと大いに満足したといいます。

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そして、同じ年の1969年、ソ連によるアメリカ本土攻撃に備え、ICBM、潜水艦、軍艦、航空機など兵器の設計図など重要書類を各地に分散保存し、必要時に瞬時に入力・保存・検索・表示・出力できる通信ネットワークシステムARPANET計画の研究を開始しました。

そして1991年に完成したARPANETを民間に開放したのが”Internet”だったのです。

 

アメリカではInternet接続業者(プロバイダー)がサービスを開始すると利用者が急激に増加してきました。日本では1993年にプロバイダーのサービスが始まり、internet利用者が徐々に増加していきます。

1995年にMicrosoftはInternetを閲覧するソフトウエア”Internet Explorer” を搭載したWindows95のパソコンを販売すると、その使い易さにたちまち全世界に広まっていきました。

その後、コンピュータ機器、通信技術、半導体技術が進歩し、それに加え、新しい分野に利用するためのソフトウエアが次々と開発され、コンピュータ利用者や技術が飛躍的に伸びていき、現在では世界中のほとんどの人にとってインターネットはなくてはならないものになりました。

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