インターネットの仕組みについて

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Internetの発展に続き、インターネットの仕組みの概要です。

インターネットは世界中に広がっているいくつものネットワークを結んだ巨大なネットワーク(World Wide Web 世界規模の蜘蛛の巣)です。

蜘蛛の巣のネットワークに全世界の個人から企業、国の機関の無数のパソコン・コンピュータが接続され、情報を公開しているので、世界中の情報を瞬時に手に入れられるという便利さがある反面、ワクチンの効かない新型のウイルスが入ってきて情報を破壊したり、またウイルスでなくともファイル交換ソフト「ウイニー」などのソフトウエアが悪用され、他人のパソコンの機密情報や個人情報が盗まれるなど大きな危険もはらんでいるわけです。

【周辺機器】
1.ルータ : ネットワークと同士を接続する機器 (ネットワークのルートを認識する。)
ネットワークの各パソコンに割り当てられたIPアドレス(パソコン住所)をもとにデータを送受信する。

2. モデム : パソコンのデジタル信号をアナログ信号に変え電話回線に送り、パソコンが受信する時デジタル信号に復調する機器(MODEM 変復調装置)。通信速度56Kbpsが普通

3.DSU : ISDNのディジタル回線とパソコン側の通信機器とを接続する装置。Digital Service Unit 回線接続装置)

4.TA : ISDNのディジタル回線とパソコンのデータを送受信する装置(Terminal Adapter ターミナルアダプタ)。通信速度64Kbps~128Kbps

5. ADSLモデム : 電話局から各家庭や事業所まで引かれている、銅線の加入者電話回線を利用して、数M~十数Mbpsの高速データ通信を可能にする通信方式。

6.回線終端装置 : 光ファイバーでインターネットに接続するための装置。異なる回線(光ファイバーとインターネット用の銅線)の信号をお互いに変換して、接続できるようにするので、「メディアコンバーター」ともいう。数十M~100Mbpsの高速データ通信を可能にする。

7.ブロードバンドルーター : 光ファイバーADSL接続などのブロードバンドによるインターネットを、複数のパソコンから同時に使うときに必要なルーター

【インターネットの仕組みについて】

1.インターネットは特定のグループや組織が全体を運営したり、運営費を払ったりしているわけでなく、商用の組織、大学、政府機関が部分的に費用を出したり、管理している。おおざっぱに組織された同盟関係がある。商用のネットワークサービス、インターネット接続サービスを行うインターネットサービスプロバイダー(ISP)が存在する。

2.国や世界をまたいで運ぶ高速バックボーンの費用はNational Science Fundation を通し、アメリカ政府が部分的に負担している。日本の場合も必要上、部分的に国が負担している。地域は地域内の小さなネットワーク組織をつくり運営されている。

3.インターネットの利用の手助けをしているのがNIC(Network Information Center)
interNICは National Science Fundationがサポートしている組織で各国のNIC同士のつながりも管理している。

4.インターネットリジストリ(Internet Registry)はアドレスの登録を担当し、アドレス名とドメイン名をとの対応表を管理している。ドメイン名とはインターネットに接続されているコンピュータやネットワークなどに付けられた名前である。

5.インターネットに付随する構造上の技術的な勧告を行っているのがインターネットソサエティInternet Society)という学会的な非営利団体である。こういった団体がインターネットの将来に向けての方向と育成をになっている。