2022年6月13日までの新型コロナウイルス第6波による国内感染状況

国内コロナ1日感染者数推移

国内コロナ感染入院死亡推移

国内コロナ累積感染推移

コロナワクチン接種推移

年齢別コロナワクチン接種状況

新型コロナウイルスの変異ウイルス「オミクロン株」による第6波は28日の国内1日感染者数101,286をピークに減少に転じました。

(一日当たりの新規感染者=1日感染者)

 

減少が続き、321日に国内1日感染者数(以下7移動平均46,204まで減少しました。そして3月21日にまん延防止等重点措置を解除しました。

 

しかし、このころからオミクロン株がさらに変異したBA.2よる感染が顕著になり、制限解除後の5日後の3267,289の1日感染者を境に感染が拡大してきます。

 

2回目ワクチン接種後を終えた高齢者は80%を越えました。しかし、5カ月以上経過し、免疫効果低下している高齢者は多くおり、3回目接種率の接種率が10%未満と上がらないため、高齢者の感染が拡大すると思われました。

 

しかし、高齢者や中高年の感染率の増加はそれほどなく、オミクロン株の変異株(亜種)BA.2は若い世代、特にこれまでにない子どもに感染を拡大していきました。

 

そして、20歳代、12歳~19歳の2回目ワクチン接種率が70%越えた414日に国内1日感染者49,971をピークに減少に転じ、56日の24,384まで減少しましました。

 

しかし、減少とともに全人口の国内ワクチン接種率80%を越え、安心感とゴールデンウイークを迎えたこともあり、56日の24,384から再び、増加に転じ、514日の39,978まで増加し、ここをピークに減少に転じました。

 

2022年6月13日の一日の国内感染者の7移動平均14,545まで減少しました。

6月13日の一日の国内感染者の生データは7,956で1万人を下回まわったのは1月11日以来と読売新聞は伝えています。

 

感染状況をまとめ

 

感染者数の7日移動平均

2月 8日  10万1,286人  ピーク、オミクロン株

3月21日  4万6,204人  まん延防止等重点措置解除

3月26日      7,289人  最低減少

4月14日  4万9,971人  ピーク、BA.2、まん延防止等重要措置解除など影響

5月 6日  2万4,384人  最低減少

5月14日  3万9,978人  ピーク、ゴールデンウイークなど影響

6月13日  1万4,545人  減少中

感染者数の政府報告値

6月13日      7,956人  生データ

 

政府は6月10日から外国人観光客の受け入れをおよそ2年ぶりに再開しました。

ただし、添乗員付きツアー客限定です。

 

中国のように徹底したゼロコロナ対策を実施しても感染を抑えるのが難しいところをみると外国人観光客を前面受入れできる安全圏というものはなく、常にリスクはあるものとして、国内感染者数による判断だけではなく、ワクチンの3回目、4回目の接種率と医療体制と社会・個人の対策などを勘案した総合的な判断しかないと思われます。

 

国内コロナ1日死亡者数推移

国内コロナ累積死亡者推移