今日の新聞は、レギュラーガソリン1リットル当たり前週より6.5円上昇し145.5円となった。値上がりは3週連続で、ガソリン1リットル140円台は2008年11月以来、2年4カ月ぶりになると報道しています。
2008年7月7日に中東産原油価格が最高値で1バーレル140.34ドル(原油1リットル当たり94.32円)になっていますが、2008年9月15日のリーマンショック後、11月には中東産原油1バーレル30ドル~40ドル(原油1リットル10~20円)に急落しています。
2011年1月11日の中東産原油価格は1バーレル92.00ドル(1リットル47.97円、為替82.90円/ドル)、
2011年2月09日の中東産原油価格は1バーレル97.05ドル(1リットル50.23円、為替82.29円/ドル)、
2011年3月9日の中東産原油価格は1バーレル107.41ドル(1リットル56.00円、為替82.90円/ドル)です。
2011年2月09日の中東産原油価格は1バーレル97.05ドル(1リットル50.23円、為替82.29円/ドル)、
2011年3月9日の中東産原油価格は1バーレル107.41ドル(1リットル56.00円、為替82.90円/ドル)です。
3月9日現在のガソリン価格が1リットル145.5円ですが、このガソリンは2011年1月11日から2月9日までに輸入された中東原油から製造されたと仮定します。
すると4月には2011年2月10日から3月9日までに輸入した、さらに9%上昇した中東原油からガソリンを製造されることになります。
厳密には根拠はありませんが、ガソリン価格の上昇率も原油価格の上昇率も同じ9%と仮定すると4月9日のガソリン価格は1リットル当たり159円になると概略予測されます。(傾向をつかむだけです。)
【参考】
1月4日~3月9日までの中東原油価格についてEXCELのアドインの回帰分析ツールを使い、日付と原油価格予測式を作り、原油価格予測式の傾き(1日当たりの価格上昇)をガソリン価格上昇に適用しようと思いましたが、そもそも、原油価格の予測式の因子に日付を使うことや原油価格予測式の傾きをガソリン価格に使うことに根拠はなく、意味がないので途中でやめました。