日本の新型コロナ感染者は2月8日の10万1千人から4万6千人に減少した3月21日に「まん延防止重点措置解除」しました。(①~②)
すると、3日後の3月24日の3万9千人を底に増加に向かい4月14日の5万人まで拡大、これをピークに減少に転じました。(③~④)
しかし増加に転じる底の感染レベル3月24日の3万9千人まで減少したのは4月28日でその感染レベルまで回復するのに35日間かかりました。
(③(底、反転増加)~④(ピーク、反転減少)~⑤(③の底レベル到達まで35日間)
4月14日の5万人のピークから減少に入り、4月29日のゴールデンウィークに入ってからも減少が続き、5月6日2万4千人を底にまで減少した時点で、再び反転し拡大に入りました。
(④(ピーク)~⑥(底、反転増加))
そして、5月14日4万人まで感染拡大した後、ピークアウトし、減少に入りました。(⑦(ピーク、反転減少へ)
増加に転じる直前5月6日の2万4千人の感染レベルまで減少したのは6月1日で26日間かかりました。
⑥(底、反転増加)~⑦(ピーク、反転減少)~⑧(⑥の底レベル到達まで26日間)
その後も減少は続き、6月21日現在1日感染者は1万4千人でゆるやかな減少を続いている状況です。
まとめると
① 2月 8日 10万1千人 ピーク
② 3月21日 4万6千人 まん延防止重点措置解除
③ 3月24日 3万9千人 底、反転増加へ
④ 4月14日 5万人 ピークから減少へ
⑤ 4月28日 3万9千人 減少中で増加に転じた底までの回復期間35日
⑥ 5月 6日 2万4千人 底、反転再び増加へ
⑦ 5月14日 4万人 ピークから減少へ
⑧ 6月 1日 2万4千人 減少中で増加に転じた底までの回復期間26日
⑨ 6月21日 1万4千人 減少中
2月から6月末までの5カ月間で感染拡大が2回あり、回復に61日間(約2カ月)かかり、マスク・手洗い・外出自粛など精神的苦痛は2カ月余分に強いられたことになります。
以上は2月から6月までのやや詳細の日本の感染動向ですが直近の4月から6月までの半月間の平均値で欧米・韓国の感染動向を分析すると日本とほぼ同様で感染の終息まだ見えませんが、一貫して緩慢な減少傾向にあります。
(コロナ感染による1日死亡者は百万人当たり1人以下でリスクはより減少しています。)
上記表の6月1日のワクチン接種率は2回目接種率(完全接種率)を表しています。
(完全接種:必要な接種回数)、(追加接種=ブースター接種:3回目、4回目接種)
欧米・韓国のブースター接種率(3回目接種率)は完全接種率(2回目接種率)の80%前後に達しており、また、4回目も進んでいるため、1万人当たりの一日感染者数は日本より多いですが、死亡リスクは低下しているとして、外国人の受け入れ制限はほぼ全面解除しているようです。
日本の3回目接種率は6月21日で61%とまだ完全接種率レベルに達してなく、4回目も1%以下ですが、感染減少は続いているとして、制限付きで6月10日から外国人受け入れを始めました。
【素人作成の制限解除基準】(本ブログのみ有効)
日本が外国人受け入れ制限だけでなく、すべての制限を解除する1日感染者数の基準は「1万人当たり0.1人以下が10日から15月(半月程度)続く」と本ブログで設定します。
(3回目ワクチン接種率約80%や治療薬投与体制整備が済んでいることが前提)
現在、日本の人口は1億2千6百万人なので一日感染者が1000人以下が10日から15日(半月程度)続く時期は何時頃になるか、見届けたいと思います。