2022年8月24日国民感染率14%(1,780万人)、ピークアウトは17%(2,100万人)に達する頃?

日米感染率比較表

10万人当りの1日感染者数(警戒感染レベル指標)

2022年7月初めから急増し、第7波となったは日本のコロナ感染は2カ月経った8月24日になっても増加の兆しを見せております。

 

2020年1月から2022年7月1日時点の日本国民の感染率(累積感染者数)は7.4%でしたがは8月24日には日本国民の感染率は14.1%と急増しました。

 

その増加幅は6.7%とこれまでの最高を更新し、感染対策しながら抑えに抑えてきたこの2年の実績である感染者数と同じ感染者数をわずか2カ月で越えてしまうほどの大きな増加となりました。

 

一方、欧米代表のアメリカは7月1日時点でのアメリカ国民の感染率(累積感染者数)は既に日本国民の感染率7.4%の3倍強の26.7%に達しており、8月24日でのアメリカ国民の感染率(累積感染者数)は28.6%と2カ月間経っても増加幅は1.9%の微増にとどまっています。(アメリカのBA.5による感染ピーク時期は日本の1~2カ月早く、既に減少を続けている。)

 

アメリ疾病対策センター(CDC)の警戒レベル指標(10万人当りの1日感染者数)を参考に計算してみると、7月1日時点の日本の10万人当りの1日感染者数は37人と警戒レベル1(50人未満)だったのが8月24日には168人と渡航に当り高度なリスクある国としての警戒レベル3(101人以上)に悪化しています。

 

それに対し、7月1日時点のアメリカの10万人当りの1日感染者数は38人と警戒レベル1で、8月24日に29人と警戒レベル1を維持し、感染者数は減少しています。

 

アメリカの感染状況は2022年1月前半10万人当りの1日感染者数は216人と警戒レベル3(101人以上)でしたがここから減少に入り、2カ月後の2月前半には10万人当りの1日感染者数は24人と警戒レベル1まで減少し、現在まで緩やかな減少を続けています。

 

アメリカは2022年1月全国民の16~18%が感染した時点で減少に転じてから制限解除・撤廃しました。その後、レベル1を8か月間維持し続け、いまではインフルエンザ並みの扱いになっています。

 

2022年7月時点で日米ワクチン接種率が大きく変わらないとすれば、7月から8月にかけ日本とアメリカの間に明暗を分けた原因は全国民の感染率(累積感染者数)と素人判断しました。

 

アメリカは2022年1月時点で全国民の感染率16~18%になったおり、8月で29%と国民の3割近くが感染しており、感染し易く重症化し易い病院を圧迫する高齢者や基礎疾患のある方の大半が既に感染したと考えられます。

 

日本は1月時点で全国民の感染率(累積感染者数)は1.4%、7月1日でも7.4%と感染していない高齢者や基礎疾患のある方が欧米に比べ多くおり、感染力の強いBA.5の第7波により、重症化リスクの高い人中心にし拡大したと考えられます。

 

アメリカの実績を参考にして日本の感染ピークアウト時期を予想すると8月24日現在、全国民の感染率14%(1千7百80万人)でまだ増加は続き、2百36万人~4百88万人(平均3百62万人)増加し、全国民の感染率が16%(2千百6万人)~18%(2千2百68万人)(平均2千1百42万人)に達した頃減少すると思われます。

 

そして、現在の1日感染者数20万人とすると12日~25(平均18日後)日後の9月5日~9月18日(平均9月11日)にピークアウトし減少に転ずると予想しました。

(これまで欧米の実績から5回以上ピークアウト時期や終息ゾーンに入る時期などを予想しましたが一度も予想が当たったことがありません。)

日本コロナ累積感染者数推移グラフ

アメリカコロナ累積感染者数推移グラフ

半月平均1日感染者数推移表

日本コロナ1日感染者数推移グラフ

アメリカ1日感染者数推移グラフ

英仏独1日感染者数推移表グラフ