先日、米沢興譲館高校の先輩から勧められ、米沢有為会という高校の同窓会の別組織に入会しました。
米沢有為会は明治22年に米沢を中心とした置賜地方出身者の育英を図ることを目的に組織されました。そして、活動は興譲館学生寮の管理と奨学金の貸与と興譲館寮出身者を中心とした親睦会を行っている組織です。現在、学生寮である東京興譲館は調布市に仙台興譲館は仙台にあります。
その敷地は上杉藩のものでしたが米沢有為会発足の時、東京支部は上杉家から敷地を払い下げてもらい、学生寮を建てたことを兄に聞きました。その後、東京興譲館の敷地を売り払い、新たに、調布市に建設したということでした。
現在、上杉家の子孫の方は米沢有為会名誉会長として出席されるそうです。また来年、米沢有為会120周年を迎えるという歴史のある組織であることがわかりました。
丁度、NHK大河ドラマの原作である火坂雅志の小説「天地人」を読んだところでした。歴史的事実の流れにそってフィクションを交えたストーリーそして記述されている郷土の馴染み土地の風景を思い浮かべ、読むとまた一段と興味が沸いてきました。
KNさんから米沢有為会入会の推薦を受けたので講演会への出席など身近に歴史情報が得られることを期待し、7月16日に米沢有為会入会の申込書を送付しました。