畜産大国ニュージーランドの地球温暖化対策「羊のゲップ抑制」

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5月13日に来日したニュージーランドのクラーク首相は14日に福田総理大臣と首脳会談を行い、政治、経済、環境、捕鯨など多岐にわたり協力関係を築いていくことを決めと読売新聞は伝えていました。

 

1997年の「京都議定書」では、各国に二酸化炭素などの温室効果ガスの排出削減目標の達成を求めおり、各国それぞれ対策を立て、実行しています。

 

温室効果ガスの排出削減目標

yaseta.hateblo.jp

参考:地球温暖化対策の提案

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ニュージーランドでは人口の約9倍にあたる3800万頭のヒツジと970万頭の牛がおり、それら羊や牛が出すゲップがニュージーランドの総温暖化ガス排出量の半分に近い、莫大な量であり、その対策は十分ではなく、頭を悩ませているそうです。

 

日本はじめ工業国では温室効果ガスといえば二酸化炭素ですが、畜産大国ニュージーランドでは総温室効果ガスの半分は羊や牛のゲップのメタンガスということを初めて知りました。

 

今回のクラーク首相の来日を機に日本とニュージーランドは家畜のゲップ対策を共同研究することで温室効果ガス排出量削減を目指ざすことになったのです。