フェルメールの絵画「牛乳を注ぐ女」を鑑賞して

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会社で同僚だったFさんが山口県下松市から上京してきたので日程を調整し、10月31日に品川で合いました。

 

Fさんは下松市で書道教室を開いているかたわら日展に書を応募し、過去に数回入選を果たしたことがあり、いつか特選を受賞し、国立新美術館に展示されることが夢だそうです。

 

11月2日から六本木の国立新美術館で開催される2007年日展には日程があわず鑑賞できませんが、2007年10月亡くなった黒川紀章氏が設計し、2007年1月オープンした国立新美術館に行きたいと思っていたそうです。

 

ちょうど、“フェルメールの「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展”が国立新美術館で開催されているので鑑賞することにしました。

 

水曜日の午後1時過ぎ入りましたが平日にもかかわらず混んでおり、フェルメールの人気の高さをあらためて感じました。新聞やテレビでフェルメールの絵に魅入られてわざわざ海外の美術館に行く人も増えていると聞いているので期待して入りました。

 

アムステルダム国立美術館所蔵の絵画で1600年前半から1800年前半のオランダの人々の日常生活を描いた絵画が展示されており、どの絵画も写真のように正確に陰影をつけ描写されており、その素晴らしい技術・技巧に感心しました。この時代の代表する画家「レンブラント」の絵もありました。

 

会場の中央にフェルメールの「牛乳を注ぐ女」の45×40cmの油絵絵画が展示されここだけ長蛇の列を作って鑑賞していました。

 

絵画を鑑賞し、技巧的に優れているところはわかりましたが、悲しいかな、それぞれの絵画が持つ魅力や良さを感じ取る力や感受性が乏しいことを痛感しました。

 

私は美術に限らずブログのネタも新聞やテレビなどで報じられる事件やトピックスが多く、内容もまた説明的なっており、これでは読者の心に響かないということがわかりました。

 

すぐ改善はできませんが徐々に改善していきたいと思いました。

 

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