電子メールの仕組みについて

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E-メールすなわち電子メールはインターネットで最も多く利用されている機能です。

E-メールを利用すれば、インターネットに接続している誰にでも、またインターネットにつながった公共の電話回線や会社、大学など組織のコンピュータやネットワークと接続している人に“瞬時”にメッセージを送ることができます。

世界中で、毎日、何億何千万人の人がE-メールを送ったり、受け取ったりしています。

初期のE-メールはテキスト文書(文字)だけでしたが、最近は実行プログラム、画像、音楽、ビデオなどバイナリファイルを添付することができるようになりました。

そして、テキスト文書が主体ですが、携帯電話でもE-メールを利用できるようになり、さらに、利用が増加しています。

電子メールの増加や郵便事業の自由化等により、郵便局の収益も大幅な減少をきたし、郵政改革をやらざるを得なくなりました。

【E-メールの仕組み】

1.E-メールのメッセージを作成し、住所(アドレス)記述して送信すると、TCP/IPというコンピュータやネットワークが通信するときの手順や方法の決まり(通信プロトコル)に従い、メッセージを小分けした小包(パケット)にして送りだされます。それぞれの小包に目的地のアドレスが組み込まれている。

2.インターネット上のルータが既に登録された小包のアドレスを調べ、相手の住所にたどり着くまでの最適な経路に小包を送ります。

3.宛先のアドレスに全部の小包(パケット)が届くと、受け取り人が読めるように元のE-メールのメッセージに組み立てなおされる。

【E-メールソフトウエアの仕組み】

1.インターネットから自分(a)のメールボックスに電子メールが届けられたら、何らかの方法で新しくメールを作成したり、メールに返事を書いたりする必要があります。
これらの作業は「メーラー」と呼ばれるE-メール用ソフトたとえばMicrosoftOutlook ExpressOutlookオープンソースMozillaを利用します。

2.(b)がメールを(a)に出したら、直接、(a)のパソコンには配達されません。かわりに、メールサーバーに届けられます。
(a)はメール用ソフトでこのサーバーにログインします。

3.接続すると、(a)のメール用ソフトがメールが届いているかチェックし、届いていれば、(a)のメール用ソフトの受信ボックスに取込まれ、一覧表が表示されます。

4.受信ボックスの中や外にジャンル分けしたフォルダーを作り、保存することができます。
あらかじめ、メールの送り先のメールアドレスを入力し、アドレス帳を作って置くと便利です。