国内感染ピークアウトは予想より18日早い2022年8月24日に、死亡のピークアウトは9月13日頃?

国内コロナ1日感染者数推移グラフ

コロナ感染者・入院・療養者・死亡者推移グラフ

国内コロナ1日死亡者数推移コロナグラフ

【8月24日~8月31日の国内感染・死亡動向】

2022年8月24日国内コロナ感染者数推移グラフ作成した時点の感染は増加傾向にあり、1日感染者数は8月16日の19万人から8月24日23万人まで1日5,000人の割合で増加していましたのでアメリカの経験値を参考に減少局面に入るのは国民感染率が16%~18%(2千百6万人~2千3百万人)(平均2千1百万人)に達した頃になると予想しました。

 

そして、新規発症感染者(1日感染者)を20万人と想定して12日~25(平均18日後)日後の9月5日~9月18日(平均9月11日)と予想しました。

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ところが、ピークアウト日の予想は外れ、予想日の8月24日時点が感染のピークで予想より18日も早い期日でした。そして、既に8月24日の23万人頂点として8月31日の17万人まで1日9,000人の割合で減少を続けていたのです。

 

死亡のピークはコロナ感染者・入院・療養者・死亡者グラフの第6波の実績を参考にすると感染のピークから20日後になることから2022年9月13日頃になると予想されます。

 

【参考】

年齢別コロナワクチン接種状況表

 

2022年8月24日国民感染率14%(1,780万人)、ピークアウトは17%(2,100万人)に達する頃?

日米感染率比較表

10万人当りの1日感染者数(警戒感染レベル指標)

2022年7月初めから急増し、第7波となったは日本のコロナ感染は2カ月経った8月24日になっても増加の兆しを見せております。

 

2020年1月から2022年7月1日時点の日本国民の感染率(累積感染者数)は7.4%でしたがは8月24日には日本国民の感染率は14.1%と急増しました。

 

その増加幅は6.7%とこれまでの最高を更新し、感染対策しながら抑えに抑えてきたこの2年の実績である感染者数と同じ感染者数をわずか2カ月で越えてしまうほどの大きな増加となりました。

 

一方、欧米代表のアメリカは7月1日時点でのアメリカ国民の感染率(累積感染者数)は既に日本国民の感染率7.4%の3倍強の26.7%に達しており、8月24日でのアメリカ国民の感染率(累積感染者数)は28.6%と2カ月間経っても増加幅は1.9%の微増にとどまっています。(アメリカのBA.5による感染ピーク時期は日本の1~2カ月早く、既に減少を続けている。)

 

アメリ疾病対策センター(CDC)の警戒レベル指標(10万人当りの1日感染者数)を参考に計算してみると、7月1日時点の日本の10万人当りの1日感染者数は37人と警戒レベル1(50人未満)だったのが8月24日には168人と渡航に当り高度なリスクある国としての警戒レベル3(101人以上)に悪化しています。

 

それに対し、7月1日時点のアメリカの10万人当りの1日感染者数は38人と警戒レベル1で、8月24日に29人と警戒レベル1を維持し、感染者数は減少しています。

 

アメリカの感染状況は2022年1月前半10万人当りの1日感染者数は216人と警戒レベル3(101人以上)でしたがここから減少に入り、2カ月後の2月前半には10万人当りの1日感染者数は24人と警戒レベル1まで減少し、現在まで緩やかな減少を続けています。

 

アメリカは2022年1月全国民の16~18%が感染した時点で減少に転じてから制限解除・撤廃しました。その後、レベル1を8か月間維持し続け、いまではインフルエンザ並みの扱いになっています。

 

2022年7月時点で日米ワクチン接種率が大きく変わらないとすれば、7月から8月にかけ日本とアメリカの間に明暗を分けた原因は全国民の感染率(累積感染者数)と素人判断しました。

 

アメリカは2022年1月時点で全国民の感染率16~18%になったおり、8月で29%と国民の3割近くが感染しており、感染し易く重症化し易い病院を圧迫する高齢者や基礎疾患のある方の大半が既に感染したと考えられます。

 

日本は1月時点で全国民の感染率(累積感染者数)は1.4%、7月1日でも7.4%と感染していない高齢者や基礎疾患のある方が欧米に比べ多くおり、感染力の強いBA.5の第7波により、重症化リスクの高い人中心にし拡大したと考えられます。

 

アメリカの実績を参考にして日本の感染ピークアウト時期を予想すると8月24日現在、全国民の感染率14%(1千7百80万人)でまだ増加は続き、2百36万人~4百88万人(平均3百62万人)増加し、全国民の感染率が16%(2千百6万人)~18%(2千2百68万人)(平均2千1百42万人)に達した頃減少すると思われます。

 

そして、現在の1日感染者数20万人とすると12日~25(平均18日後)日後の9月5日~9月18日(平均9月11日)にピークアウトし減少に転ずると予想しました。

(これまで欧米の実績から5回以上ピークアウト時期や終息ゾーンに入る時期などを予想しましたが一度も予想が当たったことがありません。)

日本コロナ累積感染者数推移グラフ

アメリカコロナ累積感染者数推移グラフ

半月平均1日感染者数推移表

日本コロナ1日感染者数推移グラフ

アメリカ1日感染者数推移グラフ

英仏独1日感染者数推移表グラフ

 

9月の暦とアニメ映画「レミーのおいしいレストラン(Ratatouille)」

2022年9月の暦

ピクサー・アニメーション・スタジオ誕生の経緯】

ジョーズ(1975年公開)、スターウォーズ(1977年公開)を作ったジョージ・ルーカスの会社「ルーカスフィルム」の特殊効果担当部門「インダストリアル・ライト&マジック(Industrial Light & Magic)」に1975年、新たにコンピュータアニメーション部門を創立しました。

 

1986年、Apple Computer を退社したスティーブ・ジョブズルーカスフィルムのコンピュータアニメーション部門を1000万ドルで買収、CG作成ソフト・ハード開発会社「ピクサー」が誕生しました。

 

しかし、ピクサーは赤字が続き、1990年、ビコム・システムに200万ドルで売却され、アニメーション制作会社となり、社名は現在の「ピクサー・アニメーション・スタジオ」となりました。

 

その後、ピクサーピクサー・アニメーション・スタジオ)はディズニーとCG長編アニメーション映画を共同で制作する契約を行い、1995年作られたのが世界初の長編フルCGアニメーションのディズニー/ピクサー映画「トイ・ストーリー」でした。

 

CGを駆使した「トイ・ストーリー」は話題と人気を得て3億7000万ドル以上の興行収入を記録しました。

 

19952007までディズニー/ピクサーが製作した長編アニメ映画】

         題名                                                            米国公開              日本公開

1. トイ・ストーリー(Toy Story)                      1995年11月22日   1996年03月23日

2. バグズ・ライフ(A Bug's Life)                      1998年11月25日   1999年03月13日

3. トイ・ストーリー2(Toy Story 2)                  1999年11月24日   2000年03月11日

4. モンスターズ・インク(Monsters, Inc.)        2001年11月02日   2002年03月02日

5. ファインディング・ニモ(Finding Nemo)    2003年05月30日   2003年12月06日

6. Mr.インクレディブル(The Incredibles)        2004年11月05日   2004年12月04日

7. カーズ(Cars)                                                 2006年06月09日   2006年07月01日

8. レミーのおいしいレストラン(Ratatouille)  2007年06月29日   2007年07月28日

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【参考】

1.「ピクサー・アニメーション・スタジオ」、Wikipedia

2.「ピクサー・アニメーション・スタジオ」公式サイト、https://www.pixar.com/

 

2022年7月27日から8月11日まで1日感染者20万人越えでもウイズコロナで----

コロナ感染・入院・重症・死亡推移

国内コロナ1日感染者数推移

国内コロナ1日死亡者推移

ワクチン接種状況

年齢別ワクチン接種状況

オミクロン株の派生型BA.5による第7波の国内1日.感染者は2022年7月15日に10万人を突破し、さらに増加を続け、7月27日に20万人を突破しました。

 

そして、7月31日に1日感染者は20万人(7日間移動平均)を越え、8月4日から8月11日までの8日間の1日感染者(7日間移動平均)は約21万人の高止まり状態になっています。

 

国内コロナ感染状況(人)

日付      1日感染    1日感染      累積値             累積値       1日死亡  1日死亡

月/日     実績           7日平均       入院療養          重症           実績         7日平均

7/27       209,631       184,470       1,291,010        311            129              70

7/28       233,025       191,160       1,409,430        346            114              80

7/29       221,343       194,906       1,521,580        376            122              89

7/30       215,249       196,954       1,629,720        403            101              93

7/31       204,708       201,002       1,715,010        427              83            102

8/1         139,630       202,856       1,720,540        428              93            108

8/2         210,914       204,929       1,730,340        464            143            112

8/3         249,734       210,658       1,734,590        478            169            118

8/4         238,674       211,465       1,828,640        516            161            125

8/5         233,693       213,229       1,876,340        556            214            138

8/6         227,507       214,980       1,911,420         567           152            145

8/7         206,438       215,227       1,946,000        551            152            155

8/8         137,769       214,961       1,946,260        555            150            163

8/9         212,451       215,181       1,927,680        581            278            182

8/10       250,320       215,265       1,906,410        597            251            194

8/11       240,143       215,474       1,939,680        603            206            200

 

BA.5は感染力は強いが18歳以上でも基礎疾患を持つ人や高齢者を除けば重症化になりにくいとして政府からの規制の要請はなく、各自感染対策を講じながら社会活動を行っています。

 

しかし、60歳以下の約40%の人はまだ3回目のワクチン接種を受けてなく、60歳以上の40%の人は4回目のワクチン接種を受けていなかったので、これらの感染リスクの高い人々が感染し、1日20万人もの感染者が16日以上発生し続けました。

 

感染増加は止まっても、毎日発生する20万人にも感染者は感染初期は軽症でも遅れて中等症、重症、死亡に転じてきており、増加しています。

現に8月11日の国内入院療養者は193万9千人、重症者は603人、死亡者は200人と増加しています。

 

8月11日のニュースで埼玉医科大学総合医療センターは医療スタッフなど約100人がコロナに感染し、医療現場の窮状を伝えていました。

 

感染者の増加は止まり、入院療養者はピークに達したようにみえますが3回目、4回目ワクチン接種回数は目標レベルまで達していません。感染者の重症化、死亡は遅れて発生しますのでしばらく増加すると思われます。

 

しかし、8月10日からお盆休みに入り、制限のない帰省や旅行が始まっていますので感染者は再び増加に転じるかもしれません。

 

2022年8月の暦と世界の人気アニメ「スポンジ・ボブ」

8月の暦と海底都市「ビキニタウン」の住人たち

アメリカで1999年に放送された子供向けアニメ番組「スポンジ・ボブ」は人気になり、日本でも2005年にNHK衛星第2で、2007年にNHK教育テレビで放送され、人気がでました。

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その後、新作や旧作がたびたび放送されており、ちょうどタイミング良く、今週の土曜日夕方、NHK Eテレ(東京)で「スポンジ・ボブ」が再放送される予定です。

 

NHKEテレ1・東京

番組タイトル:「スポンジ・ボブ」

内容              :「カニカーニへの近道」「カーニさんの教習所」

放送期日       :2022年7月23日(土)午後5:55~ 6:20(25分)

                      (再放送)

2022年7月14日の累積感染者は1千万人、7月15日の1日感染者数は10万人を突破。

コロナ1日感染者数推移図_220714

コロナ感染・入院・死亡状況推移図_220714

コロナ累積感染者数推移図_220714

ワクチン接種状況図_220714

年齢別ワクチン接種状況表_220713

1カ月前の6月13日の国内感染者数は7,956人(直近7日間移動平均値1万4,933人)と5月中旬以降から減少を続けており、このまま減少すれば2~3ヶ月先に収束するのではと私は期待を持ちました。

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そして、日本は外国人受け入れ制限だけでなく、すべての制限を解除する1日感染者数の基準は3回目ワクチン接種率約80%と治療薬投与体制が整った前提で「1万人当たり0.1人以下が10日から15月(半月程度)続く」と勝手に設定して見届けようと思いました。

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しかし、この時点で欧米では既にオミクロン株の派生型「BA.2」から新たな派生型「BA.5」による感染の増加が始まっていました。

「BA.5」の感染力は「BA.2」の1.2倍強強く、過去のワクチンや獲得された免疫を回避する能力があり、感染者が急増していました。

重症化になるリスクは大きくないが感染者が増加しているため、それに伴い入院患者も死亡者も増加していました。

 

日本においても6月中旬から変異株がBA.2から BA.5 による感染が次第に多くなり、7月初めにはBA.5が感染の33%を越え、感染者が急増し、ついに第7波に突入してしまいました。

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1日感染者7日移動平均 (生 1日感染者 死亡者 累積感染者)

6月13日    1万4,545人              7,956人   15人     906万人

6月13日の1日感染者の生データは7,956人とたまたまこの日だけ低かったが態勢は減少傾向にあった。

6月14日    1万5,327人        1万4,689人   29人     908万人

6月19日    1万4,394人        1万3,158人   10人     915万人

6月25日    1万4,691人        1万6,591人     9人     924万人

6月25日以降から感染増加に転じてた。

6月30日    1万7,490人        2万3,352人   13人     933万人

7月05日    2万4,432人        3万6,187人   20人     946万人

7月10日    4万3,687人        5万4,083人   12人     971万人

7月14日    6万6,347人        9万7,778人   33人   1001万人

7月15日    7万6,968人      10万3,297人   31人   1012万人

 

オミクロン株の派生型BA.5による第7波の感染者はBA.2による第6波の感染者数の最高値2月5日の10万2,351人を越え、2022年7月15日に10万3,297人と再び10万人を突破しました。

 

そして、新型コロナウイルスによる感染者が初めて発生した2020年1月から2022年7月14日までの累積感染者数は1,001万5,012人と1千万人を突破してしまいました。

コロナ1日死亡者数推移図_220714

コロナ累積死亡者数推移図_220714

 

2022年7月初旬からオミクロン株の派生型「BA.5」による国内感染拡大そして第7波に

10万人当たりの1日感染者数

1日感染者数とワクチン接種率推移表

日本では5月末まで新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の派生型「BA.2」が100%と感染「第6波」の主流でしたが627日までに57.8%に減少し、「BA.5」が33.4%と急増しました。そして「BA.5」は77日には新たな波「第7波」になりました。

 

東京大研究チームによると「BA.5」の感染力は「BA.2」の1.2倍強く、英保健局によると「BA.2」の1.35倍の速さで感染するそうです。

BA.5」は過去のワクチンや獲得された免疫を回避する能力が上がっており、3回ワクチン未接種者3060%の10歳代~40歳代や免疫の効果が4月の50%から6月末には37%まで免疫が低下している60歳代以上の高齢者の追加接種やさらなる感染対策が必要といわれています。

重症化になるリスクは大きくないが感染者が増加すれば入院・死亡者も増えると警告しています。

 

77国立感染症研究所(読売新聞より)は7月末には国内の1日感染者の半数以上が「BA.5」を占めるようになると推計しました。

 

米疾病予防センター(CDC)は611日の段階で「BA.4」が8.3%、「BA.5」は13.3%と発表しており、72日に感染の53%が「BA.5」を占め主流になりました。

 

欧州疾病予防センター(ECDC)によると2022613日の段階で「BA.4」と「BA.5」が早いペースで増大を続けており、7月初旬には主流になりました。重症化・死亡は低いものの感染者増加に伴い入院患者が増加しています。

 

ヨーロッパやアメリカは日本より約1カ月早く、感染者の半数以上がBA.5に置き換わり、感染が拡大しています。

 

【米疾病対策センターCDC)の7月6日の週の警戒レベル】

202276日に米疾病対策センターCDC)は新型コロナウイルス感染10万人当たりの感染者数に対応した警戒レベルを発表しました。(CNN News

235ヵ国の感染状況に基づいて毎週更新)

 

レベル4 軍事衝突やデータ不足などで渡航禁止の国

ジブチポリネシアマカオモルジブ

ハイチ、イラン、モザンピーク、ピーク、ハンガリー

 

レベル3 10万人当たり101人を越えた国 (115ヵ国)(高リスクの国)

ドミニカ       レベル2 → レベル3 引き上げ

中東クウェート レベル1 → レベル3 引き上げ

スウェーデングアテマラ、モロッコ   レベル2 → レベル3 引き上げ

 

レベル2 10万人当たり50人~100人の国(21カ国)

ロシア         レベル4 → レベル2 引き下げ

コロンビア、イラクサウジアラビア レベル1 → レベル2 引き上げ

ヨルダン、レバノン  レベル1 → レベル2 引き上げ

マケドニア          レベル3 → レベル2 引き下げ

 

レベル1 10万人当たり49人以下の国(20カ国)

 

【参考 WHOデータ集計による12カ国の7月初旬の警戒レベル

 本ブログがピックアップした国10万人当りの1日感染者数より分類した。

 米疾病対策センターCDC)の集計方法と異なるので参考例です。

 

レベル3 10万人当たり101人を越えた国 

ドイツ、イタリア、フランス

 

レベル1 10万人当たり49人以下の国

イギリス、アメリカ、スペイン、ブラジル、ロシア、インド、韓国、日本

 

【追記】

CDCの公式 警戒レベルではスウェーデン76日にレベル2 から レベル3引き上げられましたがWHOデータから集計した警戒レベルではレベル1です。

しかし、収集先データによるものなのか集計方法によるものなのか原因を把握できていません。

 

100万人当たりの1日死亡者数

1日死亡者数とワクチン接種率推移表