森林セラピー基地「ブナの森 温身平(ぬくみだいら)」と「杣(そま)入りの地」

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夏が到来する頃の7月初め、夏は涼しい森の中で過ごしたいという思いが募り、せめて絵だけでもと以前描いた実家の町にある森林セラピー基地「ブナの森」の絵を再び描き始めました。

 

しかし、涼しい絵といってもしょせん絵であり、今年の猛暑日には役立たず、描く意欲も萎えて、ほったらかし、8月末にようやく再開、できあがったのは秋の到来が感じられるようになった今日9月6日でした。

 

森林セラピー基地は森を楽しみながらこころと身体の健康維持や病気の予防を目的に2006年に全国10か所認定され、現在は62か所に広がっています。

 

山形県小国町の「ブナの森 温身平(ぬくみだいら)」と山口県山口市徳地町の「東大寺再建のふるさと〜杣(そま)入りの地 徳地〜」は2006年にセラピー基地に認定されています。

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【参考】

 

古代,材木採取のために指定された山を「杣(そま)」または「杣山(そまやま)」といい,「杣山」に「杣木(そまぎ)」を伐採することを「杣入り(そまいり)」と言う。

 

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徳地町の「杣入りの地」は重源上人が消失した東大寺を再建するため杣木を伐り出した地であり、徳地町にはその任に就いた重源上人に関する史跡や史話が数多く残されている。

 

森林セラピー基地に認定されている森は明るく、山道といってもほとんどが緩やかな勾配である。
徳地町の「杣入りの地」には緩い勾配の道のほか、車いすでも入ることのできるバリアフリーの道が1か所ある。