阿吽の呼吸を持つ仁王様に脚光を浴びせました。

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平安時代末期(1181年頃から)、「重源上人」は東大寺の再建事業を行い、徳地で切り出した大木で東大寺の南大門が作られ、その両隣にある金剛力士像が運慶、康慶によって作られましたと前日のブログで記述しましたが、

yaseta.hateblo.jp


金剛力士像は仏教の守護神のひとつで阿形像(あぎょうぞう)と吽形像(うんぎょうぞう)の2体を一対としてお寺の門の両サイドに置き門番の役目をしているそうです。

一般には仁王様と呼ばれています。左の仁王様は口を開けており、通称「阿形(あぎょう)」と呼ばれ、体は赤色をしているそうです。
右側の仁王様は口を閉じており、通称「吽形(うんぎょう」と呼ばれ、体は青黒い色をしているそうです。

「阿吽の呼吸」の「阿」は吐く息であり、「吽」は吸う息のことで、それらが一体となって自然と呼吸行われ生命を維持することから、お互いの微妙な気持ちや呼吸がぴったりと合うことを言います。