連立政権発足後8カ月半の2010年6月2日鳩山首相辞任を表明、小沢幹事長も辞任の模様

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6月2日朝食後、テレビを見ていたら間もなく緊急の民主党両院議員総会が開かれ、鳩山首相の話があると言っているのでそのまま見ていたところ、首相の話が始まり、辞任を表明しました。

 

辞任の理由は「米軍普天間飛行場移設問題を解決できず沖縄・国民に混乱を招き、社民党の連立離脱を招いたこと」と「自らの政治資金管理団体のお金の不透明さの問題」の2つでした。

 

そして、2つ目の「政治とカネ」の問題を払しょくし、クリーンな民主党を再生するために、私も首相辞任とともに小沢幹事長の幹事長辞任と北海道教職員組合からの選挙資金にからむ選挙違反事件を起こした小林千代美議員にも議員辞職を求めました。

 

夕方、首相辞任についての記者会見があり、辞任については10日前から考えるようになり、小沢幹事長の幹事長辞任は昨日夜の会合で依頼し、了解済みだったと話していました。

 

思えば、2006年7月の参院選挙で民主党が大躍進を果たし、自民党民主党の二大政党の実現の一歩になったと期待しました。
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しかし、自民党は相次ぐ不祥事で1年毎に政権交代を繰り返し、国民の支持率を落としていきました。

 

2006年9月、自民党安部政権誕生
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2007年9月、自民党福田政権誕生

yaseta.hateblo.jp2008年9月、自民党麻生政権誕生
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国民の自民党離れに拍車をかけた現職財務大臣の失態
 

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そして、2009年8月の衆院選挙では、逆に民主党過半数に近い議席を獲得し、自民党が大きく議席を失い、二大政党制どころかまたもやアンバランスになりました。

 

そう思いながらも2009年9月発足した鳩山連立政権は将来に希望を持たせる政治をやってくれると期待を持っていました。  

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しかしながら、現実の問題を解決できず、数の力で強硬採決など行い、国民から批判を浴び、わずか8か月半で幕を閉じることになりました。

 

この7月に参院選、そして2012年の衆院選を経て、お金にクリーンで問題解決能力を持った民主党と再生した自民党か躍進した党のいずれかによる二大政党制の政治になれば理想と私はあいかわらず、思っています。