卒業式の絵

イメージ 1

新しい年が始まったばかりと思っていましたが、もう3月です。3月といえば卒業式そして旅立ちの月です。

 

現在、卒業式で「仰げば尊し」や「蛍の光」を唱う学校が少なくなっていると聞きます。半世紀前の私の中学校時代は定番で歌われていました。

 

蛍の光」の歌詞の「蛍の光 窓の雪」や「仰げば尊し」の歌詞の「蛍のともしび つむ白雪」は中国の晋の時代、貧乏な青年が苦学の末、名を上げ、中央の高官まで出世した故事を表した言葉であり、逆境に負けずに頑張りなさいと言っています。
 

yaseta.hateblo.jp

昔は、まだ、理解できる距離にありましたが、最近は経済も感性も豊かになり、このような言葉は現代の生き方にあまりにもかけ離れすぎ、ふさわしくないと思われるようになったからでしょうか。また、身近に卒業式にマッチする歌謡曲がつぎつぎ現われ、採用されるようになってきているからでしょうか。

 

歌詞が古く、現代に合わなくとも先生を敬う気持ちや逆境にも負けないという基本的なものをくみ取り卒業式の歌として続けて歌って欲しいと思いますが、私の思いや考え方も、既に時代に合わなくなっているのでしょうか。