しかし、フセイン政権時代のバース党員や軍の残党によりイラク各地で武力抵抗や爆弾テロが起こり、それにイスラム原理主義テロ組織アルカイダからの資金、武器、戦闘員が加わり、市民や各国のイラク駐留軍に犠牲者が発生しています。
2004年6月の暫定政権発足後もテロは続き、戦闘終結宣言後、2年目半になりますが2006年11月現在も治安が回復していません。
開戦以来、米兵の死者は2,800人を超え、2006年10月だけで米兵の死者数は100人とここ1年間で最悪になりました。
選挙結果にはこれ以上、若者の死者を出したくないという米国民の切実な思いが込められていると思います。