人類が絶滅するまで残り「870万年」?

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

幕張メッセで開かれている恐竜博は9月10日で終わるから、最後のチャンスよと家内に誘われ、9月9日に行きました。

爬虫類は嫌いで恐竜にも関心がなかったので期待していませんでした。しかし、会場に入って私の先入観はみごとに打ち砕かれました。

200メートル位ある会場に全長33メートルのスーパーザウルスの骨格が展示され、その横に数メートルもある大画面にCGのスーパーザウルスの一生を写していました。

さらにその会場一杯に10~20メートルの巨大恐竜の全体骨格、小動物の骨格、化石300点近く展示され、先ず、そのスケールの大きさと迫力にびっくりしました。

地球の誕生から巨大恐竜が栄え、絶滅し、人類が出現するまでが46億年と途方もなく長い期間かかっていることが分かりました。

スーパーザウルスが栄え、絶滅した中生代の後期ジュラ紀は1億6120万年前から1億4550万年前の1570万年の間です。

人類もスーパーザウルスなど恐竜が繁栄し絶滅した年月と同じ運命を辿ると思えてきました。

とすると人類が出現したのは700万年前です。スーパーザウルスは1570万年で絶滅していますので、人類が絶滅するまであと870万年です。

地球が誕生して現在までの年月からすると人類が繁栄する年月は1日以下でしかありませんし、ましてや一個人の一生などはほんの一瞬のできごとでしかありません。

【生物が現れ、人類が誕生するまでの概要と証拠の骨格などの化石】

10億年前、新原生代、ストロマトナイト、76cm、光合成で酸素を作り出す微生物が長い年月で層状の石になった。ボリビアサンタクルス州で出土。

6億3000万年前、新原生代、エディアカラ紀、カルニオディスクス、46cm、海草に着生していた。オーストラリア、エディアカラで出土。

4億8830万年前、古生代オルドビス紀、パラスゼチュアネラ(三葉虫類)、74cm、昆虫、クモ、カニの遠い親戚、中国、湖南省で出土。

4億4370万年前、古生代シルル紀、プテリゴトゥス、1.15m、古生代の海や川を代表する捕食者ウミサソリの一種。クモやサソリの近縁の動物。アメリカ、ニューヨーク州

2億6040万年前、古生代、後期ベルム紀、コエラカントゥス、70cm、四肢のようなひれをもつ、肺魚類と同じく陸生脊椎動物の祖先に近い。ドイツ

2億4500万年前、中世代、中期三畳紀、パラカンネメエリア、2.25m、哺乳類の類縁である獣弓類は恐竜登場以前、つまり古生代から中世代初めにかけ最も繁栄した大型陸生動物だった。中国、山西省

【巨大恐竜】
2億2800万年前、中世代、後期三畳紀、ヘルレラサウルス、3m、アルゼンチンサンファン
1億9960万年前、中世代、前期ジュラ紀、ルーフェンゴサウルス6.1m、中国雲南省
1億7560万年前、中世代、中期ジュラ紀、シュノサウルス、8.5m、中国四川省
1億6120万年前、中世代、後期ジュラ紀、マメンキサウルス、22m、中国四川省
1億6120万年前、中世代、後期ジュラ紀、スーパーサウルス、33m、アメリワイオミング州
1億4550万年前、中世代、前期白亜紀、モアボサウルス、10m、アメリユタ州
9960万年前、中世代、後期白亜紀、ゴルゴサウルス、7.3m、アメリモンタナ州
9960万年前、中世代、後期白亜紀、カスモサウルス、5.4m、カナダアルバータ州

【哺乳類の繁栄】
5580万年前、新生代、第三期始新世、ディアトリマ、2.5m、恐竜絶滅後最初に生態系の頂点にったのは大型肉食鳥だった。アメリワイオミング州

2303万年前、新生代、第三期中新世、インドリコテリウム、7m、史上最大の陸生哺乳類でサイの仲間でキリンのように樹木の葉を食べた。内モンゴル自治区

533万2千年前、新生代、第三期鮮新世アウストラロピテクス、1.1m、人類は700年前に出現したが、これは約320万年前の女性の骨格。エチオピア
この標本は発掘中にビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」が流れていたので“ルーシー”と名づけられた。