1963年取得した普通自動車免許には自動二輪の免許も付属していました。

20年近く前、車を持って来ましたが、首都圏は交通の便がよく、家内も私も車をほとんど使わず、年間4~5000キロしか乗らない年が数年続き、結局、手放しました。

その後も不自由を感じてないので、これからも、車を持たないまま行きそうな感じです。

しかし、学生だった1963年(昭和38年)頃は、車が珍しくもあり、乗りたくて、大学1年の夏休みを利用し自動車学校に通いました。

当時、費用は12,000円でしたが、1963年の高卒の初任給は12,000円ぐらいでしたので車の教習料は月給とほぼ同額で、価値的には現在と変わらなかったといえます。

教習所で全教習を終え、運転技術試験を受けましたが運転技術は自分でもうまいとは言えず不合格でした。

夏休みが終わり、免許は取れなかったので、直接、免許試験場に行き本番試験を受けて免許を獲得しようと思い、試験場通いを始まめました。
はじめは様子見で不合格、2回目も惨めなものでした。それから1~2週間置きに試験場に行き、受験しては落ち、それを繰り返し、ようやく、5回か6回目の昭和38年11月12日に合格しました。

一般の人よりも回り道をしましたが、ようやく免許をとることができホットしたものでした。
しかし、車の乗る機会がなく、1971年(昭和46年)トヨタ「パブリカ」を購入するまでの8年間、一度も路上で運転したことはありませんでした。

当時は路上運転の実習もなく、普通自動車免許をとると自動二輪免許付属で付いていました。ただ、私は250cc以上の自動二輪にのったことはありません。