戦前の電報暗号表を発見

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

昨年(2005年)1月父は亡くなったが、2006年の2月、実家に帰ったとき、父の古い書類箱の中に古ぼけた封筒を見つけた。

封筒には軍機電報取扱に関する例規集並びに電報暗号表と書かれており、中に2つの「電報暗号表」があった。
一つは、大正13年(1924年)6月20日より使用と書かれた「電報暗号表」、もう一つは昭和13年(1938年)10月1日改正の「電報暗号表」であった。

父は電報電話も取り扱う特定郵便局長をしていたが、時代からすると祖父が残したものだとわかった。

昔、U571という映画でみた暗号機「エニグマ」を思い出し、これは掘り出しものと思ったが、イロハの文字を乱数で発生させたイロハの文字に対応させたと思われるごく普通の暗号表でした。

こんな田舎で誰が暗号電報を打ったり、受けたりしたのだろうか。
国家機密や前線で戦っている作戦にこのような暗号表を使ったのだろうか
いろいろ、疑問がわいてきた。