8月26日(月)に日本の南にいた台風10号は動き遅く、九州の熊本付近に上陸し、6日間にわたり各地に大雨を降らせ、被害をもたらし、9月1日昼過ぎ、紀伊半島付近で熱帯低圧に変わりました。
西暦では9月1日の今日から秋に入ります。
陰暦では今日は陰暦令和6年7月30日ですが、陰暦の季節を知る指標である二十四節気では、まだ「7月中」の第14節気「処暑」(西暦8月22日~9月6日)終わりです。
しかし、立秋から1ヵ月経とうとしており、後5日の西暦9月7日(陰暦8月5日)には陰暦では秋も三分一に達します。
(参考:陰暦の秋は陰暦7月(七月節の立秋、西暦では8月)から陰暦9月(九月中の霜降、西暦では10月)までの3ヶ月です。西暦の秋(現在の感覚の季節)は西暦9月から西暦11月までの3ヶ月です。)
草花に朝露が宿り、秋が感じられるようになる「8月節」の第15節気「白露」(西暦9月7日~9月21日)に入るのは西暦9月7日からになります。
白露(8月節、西暦9月7日~9月21日)の初日(西暦9月7日)から秋分(8月中、西暦9月22日~10月7日)の最終日(西暦10月7日)までの1ヵ月間を「仲秋」といい、この間の満月(西暦9月18日、陰暦8月16日)を「中秋の名月」といいます。
(国立天文台暦計算室のHPによると、仲秋(8月節白露と8月中秋分)は陰暦8月を指す言葉であり、中秋は陰暦の秋(七,八,九月)全体の真ん中を指します。したがって、初秋、仲秋、晩秋を含めた秋全体の真ん中の満月ということで「中秋の名月」が正しいそうです。)
秋分の日の西暦9月22日(陰暦8月20日)は昼と夜の長さが同じになる秋分の日です。この日を境に昼の長さが最も短くなる冬至の日(西暦12月21日)まで日毎に昼の長さ短くなっていきます。