最近、ブログのマンガは鉛筆で下書きを描き、ピグマペンというサインペンを使って線画を作り、スキャナーでパソコンに取り込み、写真編集加工ソフトPhotoshop 2.0で着色してブログ用画像を作成しています。
ピグマペンは芯の大きさ0.1mm~1.0mmなど10種類以上あり、私は5種類使っていますがこれらは1年前まで使っていた「Gペンと製図用インキ」より乾きが速く、取扱い易いので少し楽になりました。
もっと楽になりたくてイラスト・絵画ソフトやペンタブレットについても数カ月前からカタログやインターネットで調べています。
タイミングよく10月に野田市で「イラストレータ基礎講座」の募集があったので現在、受講しているところです。Adobe社のIllustratorを使っての講習ですが、操作が難しく、練習が必要なので時間がかかりそうです。
ペンタブレットについても秋葉原のヨドバシカメラでワコム社の「FAVO」と「Intuos」というペンタブレット製品を試しに使ってみましたが立って描いたせいか震えてピグマペンのようにはうまく描けませんでした。係りの方は慣れると楽に描けるようになると勧められました。
使用するソフトとペンタブレットの種類の組み合わせがあり、また使いこなせるかまだわからないのでもう少し様子をみて判断したいと思っています。
インターネットや雑誌でペンタブレットについて概要を調べたところ、ペンタブレットの情報はほとんどワコムという埼玉県にある中堅企業の製品のものでした。ワコムはコンピュータのペン入力システムでは世界シェア96%(参考1)、ペンタブレットでは国内98%、世界70%(参考2)のシェアを持つ企業でハリウッド映画、ディズニー映画、日本映画のアニメの製作のほとんどに使用されているそうです。
ワコムは1987年ペン入力システムを開発し、その後、磁力を利用し電源コード無し、電池無し、そして筆圧やペンの角度まで表現できる画期的な技術を開発し、世界から注目されるようになりました。
ペンに内蔵したコイルとパネルに内蔵したセンサ基盤との間で電流の流れをスイッチングすることにより、電流オンのとき電流が流れ、ペンをパネルに近づけた時、ペンのコイルに電磁エネルギーが蓄積されます。
次にペンをパネルに接触したとき、電流オフになるとコイルから電流が流れペン先の位置情報をセンサ基盤が検知する。
1秒間に200回以上のスイッチングでペンの動きを拾い出し、画像を作っていくそうです。
ペンとセンサ基板で500以上の特許を取っており、すでにパソコン画面に自由に手書き修正ツール、伝票や電子カルテの入力ツールなどビジネスツールとして利用されております。携帯電話やデジカメにも利用可能になったそうです。