昇龍「中国」の尻尾を踏んだ巨象「インド」

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中国は1990年から2005年の間10%の経済成長を続け、中国の国内総生産(GDP)は6倍になり、経済規模でアメリカ、日本、ドイツに続き第4位になり、2007年現在も成長を続けています。

 

インドはその間6%で経済成長してきました。1990年一人当たりのGDPは中国、インド共におおよそ300ドルでした。しかし、2,001年インドが460ドルに対し中国は約1,000ドル、2006年にはインドが約8,00ドルに対し中国が約2,000ドルとインドは中国に2倍以上の差をつけられています。

 

最近、インドは経済成長が急上昇して中間層の所得が伸び、空前の消費ブームに沸いています。2007年現在で経済成長率が9%を維持しており、インド政府は「9%の持続的成長」を目標に中国を追いつき追い越せと種々の施策を実施しています。

 

覚醒の巨象「インド」

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インドは2050年まで5%の経済成長を保つが中国は3%台になるとアメリカのゴールドマン・サックスは予想しています。

 

昇龍「中国」より着実な巨象「インド」に魅力を感じる外国企業も多く、後数年で昇竜の尻尾を巨象が捕らえそうです。

 

1.日本経済新聞、2007.5.21
2.調査レポート07/06「高度成長続けるインド経済の課題」、三菱UFJリサーチ&コンサルタント、2007.4.26