スキーはオーストラリアからはるかに遠いカナダやスイスより近い日本に人気上昇中

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2007年1月4日・18日合併号のクーリエジャポンに面白い地図が載っていたので描いてみました。

 

東京を基準に世界の都市がどれくらいの離れた距離にあり、どの方角にあるか一目でわかる地球の形をした地図でした。

 

この地図をみると、飛行機でアメリカに行く場合、カムチャッカ半島上空・アンカレッジを通る理由がわかりました。

 

そういえば、北海道のニセコスキー場のある人口1万5000人の倶知安町にオーストラリア人の事業家や投資家がホテルやコンドミウムを作りオーストラリア人のスキー客を呼び混み、年々増加しており、2006年の地価上昇率は日本一になったとテレビで言っていました。

 

オーストラリア人投資家がこの倶知安町を選んだ理由はパウダースノーで雪質が良いことと、なによりもオーストラリアから飛行機で約9時間と近く、時差が1時間だからそうです。

 

これまでオーストラリア人の富裕層はスキーといえばカナダやスイスに行っていましたが、20時間以上かかってしまい、家族連れには大変なため、オーストリア人事業家がここに目をつけ、宿泊設備など環境を整備しました。

 

現在はオーストリア観光業者がオーストラリア人を募集し、送り込んでおり、ニセコスキー場は評判もよく、町も活気づいているそうです。

 

オーストラリアからスイスやカナダに行くのがそれほど遠いとは思いませんでしたが、この地図をみて納得しました。

 

また、日本から南極に行くよりブラジルやアルゼンチンいくほうが遠いということも意外でした。