ギフチョウ発見の日と蝶々採りをした話

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4月24日のTBS「みのもんたの朝ズバ」では、ひとしきりの選挙結果(*1)報道を終えた後、今日は何の日というコーナーで4月24日は「ギフチョウが発見された日」あると言ってました。

ギフチョウが発見されたことはそんなに注目に値する日なのかと興味を持ちました。

山形県小国町で小学4年(1955年、昭和30年)から6年(1957年、昭和32)頃まで担任の先生の影響を受けた兄の後について蝶々採集や近くの山歩きに熱中しました。

桜が咲く4月から5月にかけ、町のはずれの野原や林にはギフチョウが飛んでおり、カーゼと針金と竹棒で作った捕虫網と三角紙を入れた三角ケースを持って採りに行きました。

「今日は何の日」のコーナーの解説によると、ギフチョウは日本だけしかいない蝶で、明治時代に岐阜で発見され、ギフチョウと名づけられるまで、地元の人はダンダラチョウと読んでいたそうです。

ギフチョウが発見された日」が制定された理由として以下のことを言ってました。(いつ制定されたかは聞きもらしてしまいました。)

1.昆虫にギフチョウと世界でも通用する名前を付け、学術的に取り扱うという姿勢は丁度、日本の近代化の黎明期と一緒になり、ギフチョウは近代化の象徴とも言われ多くの人に認知されるようになった。
そして、いつしか「春の女豹」というニックネームついた。

2.高度成長時代以後、農地、野原、林などの開発が進み、そこを住処とする昆虫類や魚などが減少している。
その後、ギフチョウは絶滅の恐れがあるとしてレッドデータブックに指定される貴重な生物になってしまった。

1955年(昭和30年)頃はギフチョウは町外れに行けば、割合簡単に採取できましたので採取が難しいキアゲハやカラスアゲハのほうに目を向いていました。

初夏にかけ、横根山(標高528m)の山頂で潅木に登り、渓流の上流から登ってくるキアゲハやカラスアゲハを待ち構え、捕えました。

飛んでくる道筋や時間帯が大体決まっており、捕獲を失敗しても、30分ぐらいするとまたやってくるので時間を忘れて採取したものでした。

(*1)【追記】
4月23日の松戸、柏、流山、野田を含む千葉7区の補欠選挙の結果は若干26歳の民主党女性候補の大田和美氏が自民党の元通産官僚で46歳の斉藤健氏を僅差で破り当選しました。

私は更なる改革を期待して自民党に入れましたが、一方でもっと民主党議席を伸ばし、勢力が拮抗する政党になって欲しいとも思っていますので、まあいいかという気持ちです。