8月の模写絵「広重の東海道五十三次之内 宮」

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東海道五十三次の41番目の宿場「宮」は熱田神宮門前町でもあり、現在の名古屋市熱田区に当たります。

 

熱田神宮では毎年5月5日に馬の搭(うまのとう)と呼ばれた行事がありました。近隣の村人達が飾り立てた「本馬」と裸馬に「むしろ」を巻き付けた「にわか馬」を熱田神宮へ奉納するという行事です。

 

神宮へ拝礼した後、村人達は「にわか馬」を走らせて競争する習わしがあったそうです。

 

宮の宿と次の42番目の宿場「桑名の宿」の間は海上7里(28km)の距離があり、「七里の渡し」と呼ばれる舟を利用した交通手段で渡りました。

 

前月、7月の模写絵は東海道五十三次之内 鳴海です。 

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