北斎の双幅掛物「春秋美人図」の秋美人図

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4月末から出光美術館で「肉筆浮世絵のすべて」という展覧会が前期(4月28日~5月27日)と後期(5月30日~7月1日)に分け開催されました。

 

6月26日に東京に行った帰りに後期の肉筆浮世絵展を見てきました。

 

江戸時代の美人、芸妓、遊女、遊郭、行楽など庶民の風俗を描いた肉筆絵が多く、特に美人画の着物や帯など服装が細か色付けされており、鮮やかでした。

 

美人画のひとつに春秋美人図という双幅掛物があり、作者は葛飾北斎と表記されていました。そして右側の美人図見て失敗に気づきました。

 

数年前、ある浮世絵を年賀はがき用に模写したものを平成19年2月27日のブログに北斎の肉筆画とは知らず、題名を「舞妓の絵」と名付けて載せてしまいました。

 

北斎の双幅掛物「春秋美人図」の春美人図

yaseta.hateblo.jp

これは大間違いで「春秋美人図」の「春美人図」を模写したものでした。良く調べもせず、「舞妓の絵」などと称してしまい赤面の至りです。

 

今回はその春秋美人図の左側の掛物「秋美人図」を模写したものを載せます。