かすみがうらマラソンのペースダウン比較分析

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2015年4月19日に第25回かすみがうらマラソンを走った。 2012年10月からこのかすみがうらマラソンまでの3年間で14回フルマラソンを走った。

初フルマラソンの2012年から2013年までは「完走すること」がすべてであったが2014年以降は「後半のペースダウンをできるだけ少なくすること」を課題にしている。

今回のかすみがうらマラソンは後半、大幅ペースダウンしてしまったのでペースダウンがどの程度のものなのか分析した。(3月15日の横浜マラソンかすみがうらマラソンの地形条件に似ていると思われるので参考として入れた。規定距離が186m少ないらしいが私の成績ではあまり問題にならない。)

NIKE SportWatch GPSで測定したネットタイム
回数___期日_________名称_______________________ネットタイム_____平均ペース(分/km)
_09._2014.04.20_第24回かすみがうらマラソン__4時間19分56秒_____6分08秒
_13._2015.03.15_横浜マラソン2015__________4時間25分54秒____6分16秒
_14._2015.04.19_第25回かすみがうらマラソン__4時間30分43秒_____6分22秒
_04._2013.04.21_第23回かすみがうらマラソン_4時間45分28秒_____6分46秒

測定データ「走行距離に対するペース値」をExcelを使って「ペース推移グラフ」にした。(図2)
そして、Excel回帰分析ツールを利用し、「ペースダウン区間の走行距離に対するペース値」の回帰分析を行い、一次の近似式を求め、「ペース直線近似推移グラフ」を作成し。(図3)

ペースダウン比較分析
回数________名称______________ペースダウン率____定常区間ペース____42km地点ペース
_09._第24回かすみがうらマラソン__17秒/km_______6分15秒/km_________6分32秒/km
_13._横浜マラソン2015__________42秒/km______6分16秒/km_________6分58秒/km
_14._第25回かすみがうらマラソン__79秒/km_______6分13秒/km_________7分32秒/km
_04._第23回かすみがうらマラソン_90秒/km_______6分23秒/km_________7分53秒/km

09._2014年第24回かすみがうらマラソンは6分15秒/kmペースを保っていたが24km地点からペースダウンが始まり42km地点のペース6分32秒/kmだった。(後半のペースダウン幅は17秒と良好だった。)

13._2015年横浜マラソンは6分16秒/kmペースを保っていたが20km地点からペースダウンが始まり42km地点のペース6分58秒/kmだった。(前半のペースは2014年第24回かすみがうらマラソンペースとほぼ同じだったが、ペースダウン幅では42秒と2倍近くなった。

14.2015年第25回かすみがうらマラソンは6分13秒/kmペースを保っていたが22km地点からペースダウンが始まり42km地点のペース7分32秒/kmだった。(前半ペースが若干高く、また、ペースの変動幅が大きく後半ペースダウンを招いた。)

04.2013年第23回かすみがうらマラソンは6分23秒/kmペースを保っていたが15km地点からペースダウンが始まり42km地点のペース7分53秒/kmだった。(他と比較して、ペースが低く、早い段階からペースダウンに入ったため、ネットタイムも悪い。)

結論
変動幅の小さい一定のペースで長い距離を維持でき、ペースダウン率をできるだけ抑える体力をつけることを目指す。
現在の体力ではペース6分15秒/kmを24kmまで維持することは可能であり、ペースダウンが起こってもペース6分32秒/km以内に抑えることは可能である。