体力低下をストレッチ作戦で切り抜けた「ちばアクアラインマラソン2022」

2022年4月、2年余り続くも一向に収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染にうんざりしていました。

そんな時、3回の出場経験がある「アクアラインマラソン」の募集を読売新聞で見つけ、憂鬱気分を晴らすためエントリーしました。

幸い、５月末に当選の通知メールが届き、参加料16,500円を納め、4回目となる11月6日開催の「ちばアクアラインマラソン2022」に出場することにしました。

yaseta.hateblo.jp

【ちばアクアラインマラソン2022のレース状況】

号砲が鳴り、9時50分にスタートしましたが、初級レベル後半（ネット5時間以上）で最後列Ｆグループの私がスタートラインを通過したのはスタートから11分11秒後の10時1分11秒でした。

スタートから8.3kmにある第1関門を過ぎ、アクアラインに入るとゆるやかな上り約5km、下り約1.5km走ると13.9km地点に海ほたるの第2関門があり、折り返します。

アクアライン橋梁部（16.5km）の第3関門、アクアライン出口（19.2km）の第4関門を通過し、ハーフマラソンのゴール地点三井アウトレックパークまでの21kmはGarmin Running Watchで平均ペース7分30秒/km（フィニッシュ5時間16分相当）でした。

しかし、袖ケ浦市に入った22km付近で腿と膝がつり、ストレッチして乗り切りましたがペースダウンしてしまいました。

さらに腿と膝そして体力に疲れが出て、23.8 km の第5関門袖ケ浦UnderPassを抜けた袖ケ浦市役所付近ではバテバテになりましたが、折よく大学・元会社の同期のYHG夫妻の応援をもらい、そして同じく大学・元会社の1年後輩のSNZさんの姿をキョロキョロ探しているうち少し元気がでて第6関門（25.6km）、28km地点のゆりの里まで7分50分/kmペース（フィニッシュ5時間30分相当）を持ちこたえました。

しかし、30km過ぎから再び足に疲労を覚えペースダウン、立ち止まり、屈伸ストレッチをして何とか走りましたが平均ペース8分00秒/km（フィニッシュ5時間37分相当）までペースダウンしてしまいました。

そして、32km第7関門(制限通過時刻14時35分)のアクアライン連結道の坂、34kmのほたる野の坂、36.6kmの第8関門君津学園(制限通過時刻15時13分)を越え、38kmの坂を前に大幅ペースダウンし、立ち止まり、足のストレッチを通過45分相当）ペースを維持しながら必死に走り、木更津市内に辿り着きました。

しかし、39.4kmの最後の第9関門（制限通過時間15時36分）を過ぎた地点で内房線架橋の坂が現れて、ガクッときて一気にペースダウンしてしまいした。

Garmin Runnig Watchから現在時刻は15時間20分過ぎと推定、残り2km強を制限時刻16時、残り40分以内で走れば良いことがわかり、気を取り直し、足のストレッチをやり、なんとか内房線架橋を乗り越えました。

応援の人が多くなりましたがゴールすることだけが精一杯で声援はまったく耳にはいりません。ようやくゴールの旧木更津市役所が見えてきて、少し元気が出て少しペースが上がり、ようやくゴールに到達しました。

【ちばアクアラインマラソン2022の記録】 (参考２)

＊公式記録（GrossTime）：5時間47分6秒

＊ネットタイム（NetTime正味時間）：5時間35分55秒

＊平均ペース：7分58秒/km

＊ゴール通過時刻：15時48分16秒（制限時刻：16時00分00秒）

　（制限時刻までの残り11分44秒でした。）

＊総合順位（男女）：7836位／9396人

＊種目順位（男子）：6933位／8207人

足の筋肉と膝に疲労と痛みが出そうになるとストレッチするという作戦で数分間の時間ロスがありましたが、歩いてしまうという極端なペースダウンに陥ることなく、結果オーライで制限時刻16時以内でゴールすることができました。

68歳の初フルマラソンの第1回のアクアラインマラソン2012のネットタイムは5時間5分53秒（以下ネットタイム）、70歳の第2回アクアラインマラソン2014は4時間59分40秒、72歳の第3回アクアラインマラソン2016は欠場し、東京マラソンに出場し、5時間28分21秒で完走しましたが半月板損傷と靭帯炎症を引き起こしてしまい、回復するまで２年を費やしました。