本を借り、1時間後戻ってみると自転車の影も形もありません。鍵を掛けるのを忘れており、盗まれてしまいました。
鍵を掛けなかった自分の不注意ではありましたが、4日前に両方のタイヤを交換したばかりなので悔しくてなりませんでした。
梅郷駅と運河駅周辺を探し、見つからなかったので南交番署に盗難届けを出しました。その後、1ヶ月あまり、別の古い自転車に乗り探し回りましたが、見つからず諦めて止めました。
ところが、11月4日(土)の昼過ぎ、野田警察署から自転車が見つかったと電話がありました。もう、ないものと思っていましたが、発見の報を聞き、うれしくなりました。さっそく、印鑑と身元確認用の免許証を持って野田警察署に行きました。
担当の警察官の方に会い、引き渡しの書類に住所、氏名などを記入・捺印し、警察署の裏の自転車がある場所に行きました。
これで、渡していただけると思っていたら、写真を撮り始めました。自転車の前後左右と自転車の傍に立ち私も撮られました。多分、完了報告書を作るのだと思いました。
手続き完了後、担当の警察官Fさんに発見した状況をお聞きしたところ、親切に教えてくれました。
自転車を乗っているところを尋問され、それが盗難自転車と分かったそうです。犯人は私と同じ年代の人で、図書館の駐輪場に鍵をかけてない自転車があったので、足代わり使おうと乗って行ったそうです。
しかし、戻った自転車は鍵が壊されて、新品のタイヤには泥がついて車体に傷があったので、お聞きしたところ、犯人は自転車を自宅には置かず、近所に場所を変えながら、置いていたため、今度は誰かが鍵を壊し乗り回し、再び、その付近に放置したからだそうです。
それにしても、範を垂れるべき年代の人が、しかも一家の主が使い古した自転車を盗むとは怒りより寂しくなりました。
なにはともあれ、古いけれど愛用の自転車が2ヶ月振り戻ってきて、野田警察署、南交番署の警察の方々のご尽力に感謝の念で一杯です。