コカコーラの宣伝について

イメージ 1

コカコーラは私が高校時代ごろ1960年代に、初めて飲んで見ましたが、薬臭く飲めなかったという記憶があります。また、胃腸が丈夫でない人には勧めないと下宿していたおばあさん医者に言われ、飲むことはなくなりました。
その後、飲めるようになり、たまに飲むことはありますが、コカコーラに関してはあまり関心を持ったことはありませんでした。
そんな状態で今日に至ってますので、5月14日(日曜日)朝7時半のTBSのがっちりマンデー「衝撃コカコーラの謎」は私にとって初めて聞くことばかりで、新鮮に感じられ、興味あるものでした。
儲かりマンデーが4月よりがっちりマンデーに番組名は変わっていました。)

コカコーラの会社は世界的にキャッチフレーズ「スカッと爽やかコカコーラ」を前面に押し出し、清涼飲料水売上では世界一を誇っているということでした。

最初、あんなまずいものよく飲むと思いましたが、いつから宣伝し始めたかわかりませんが、いつの間にか飲めるようになったのは、「結婚指輪は給料の三ヶ月分」に違和感がなくなったと同様に「スカッと爽やかコカコーラ」と何年もテレビで見て聞いていたら、「頭も味覚も慣らされ、変わってしまったのではないかな」などと思ったりしました。(ただ、味覚まで変わるというのはあくまで個人的なものです。)

コカコーラを爽やかなイメージのものにするという意味では日本では定着していると思います。
コカコーラの会社は、さらにイメージアップするため、キャッチフレーズに沿うスポーツイベントとしてオリンピックやサッカーワールドカップのスポンサーになっているということでした。

もちろん、売上が伸びた原因のひとつとして販売システムが優れていることもおおきなポイントと思います。
コカコーラの処方箋はアメリカのトップ数人しかおらず、本社のあるジョージア州アトランタの銀行の金庫にあるそうです。
また、コカコーラ本体の会社は原液だけを作り、各国、各地域の企業家、会社はボトリング会社を作り、原液の提供を受け希釈してボトリングして販売するシステムになっているそうです。
日本で自動販売機の設置台数はトップであり、コカコーラを含め、コーヒー、お茶、機能性飲料など清涼売上全体でダントツの一位だそうです。

清涼飲料水のような味覚や感性に訴える商品は宣伝力が大きく左右すると思います。
Google、YAHOO、民間のテレビ局などは巨額の広告収入を得ているということは、それに見合う効果があるから企業は支払うのでだろうと再認識しました。