2021年7月15日時点の感染状況とワクチン接種状況について

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国内東京コロナ1日感染者数推移グラフ_210715

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国内ワクチン接種推移グラフ_210715

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国内コロナ1日感染者数とワクチン接種推移グラフ_210715

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国内コロナ累積感染者数推移グラフ_210715

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国内コロナ1日死亡者数推移グラフ_210715

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国内コロナ累積死亡者数推移グラフ_210715

4月前半の1日感染者数とワクチン接種率はアメリカ6万9千人、59%、イギリス3千人、61%で感染者はここをピークに減少に入り、5月後半、アメリカ2万6千人、84%、イギリス2千人、88%で飲食店などの営業制限を解除しました。

そして現在、7月14日から16日まで3日平均の1日感染者はアメリカ3万人、イギリス4万2千人と増えていますが、平均1日死亡者はアメリカ335人、イギリス56人(7月16日のワクチン接種率はアメリカ101%、イギリス122%である)で死亡者・重症者が激減しているということで制限を緩和された状態で経済活動が続いています。

 

4月前半の1日感染者数1万8千人、ワクチン接種率25%のドイツは4月後半1日感染者数2万人まで増加しますが5月前半ワクチン接種率が40%を越える感染者は減少に入り、ワクチン接種率52%、1日感染者数6千人の5月後半に飲食店などの営業制限を解除しました。

 

7月14日から16日まで3日平均のドイツの1日感染者は1万4千人とやはり増えていますが、平均1日死亡者は26人(7月16日のワクチン接種率は101%である)とやはり死亡者・重症者が激減しているので制限緩和の経済活動が続いています。

(注:ワクチン接種率は1回目と2回目を含めた合計の接種率である。)

 

2021年5月20日頃の状況

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2021年6月9日時点の日本の状況と予想

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私は日本における営業制限解除の時期はドイツの例を参考にしてワクチン接種率が40~50%に感染拡大は止まり、減少に向かい8月後半~9月前半になると6月初め予想しました。

 

しかし、予想より半月早い7月15日にワクチン接種率が53%を越えましたが感染増加はとまらず、今回も予想は外れてしまいました。

 

感染力の強いデルタ株が主に首都圏・大阪のワクチン接種の行き届かない50代以下の若い人を襲い、感染増加を続けています。

 

デルタ株に打ち勝ち、営業制限解除するには50代以下の世代のワクチン接種率が50%以上、全体のワクチン接種率75%以上という条件になりそうです。

 

私はコロナが引き起こすいやな気分を少しでもなくそうと現状のデータだけのおおざっぱな素人判断で予想を立て数週間後の結果を確認してきましたが5戦全敗です。

コロナの感染増加はまだ続きそうなので感染状況とワクチン接種状況の観察を続け、コロナ感染が納まる時期をみきわめたいと思います。

 

【蛇足】

7月14日私は高齢者の接種券を持って大手町の自衛隊大規模接種センターへ行き、モデルナワクチンの2回目の接種を受けました。

 

【参考】

(1)「新型コロナウイルス 世界のワクチン接種状況は」、BBC.NEWS.Japan、2021.7.16

(2)「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年6月25日版)」、厚生労働省HP、2021.7.16

 

2021年6月24日現在の各国ワクチン接種割合とコロナ感染状況

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2021年6月24日の各国のワクチン接種状況

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2021年6月25日の各国平均コロナ1日感染者数

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米国ブラジル等1日死亡者数グラフ(2021/6/25)

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英国ドイツ等1日死亡者数グラフ(2021/6/25)

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日本スイス1日死亡者数グラフ(2021/6/25)

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米国ブラジル等累積感染者数グラフ(2021/6/25)

【各国の新型コロナウイルスの感染状況】

世界の感染状況はこの統計を見る限りでは5月から減少に転じています。

日本のように感染増加が懸念される状況はこの統計に表れていませんが下記3カ国は1日感染者(半月平均値)が明らかに増加しています。

 

  国5月後半6月後半

               1日感染者(接種率)    日感染者(接種率)

イギリス      2600人(107%) 1万1100人(113%)

ロシア          8700人(23%)  1万6000人(25%)

ブラジル 6万2500人(37%)  7万9000人(44%)

 

インド5月前半の37万8000人(約10%)をピークに5月後半、 24万500人(18%)、 5万7200人(22%)と減少しています。

アメリカ、EUは抑えられており通常の経済活動に戻りつつあります。

 

英民間航空局(CAA)によると、イギリスでインド型(デルタ株)変異ウイルスが広まった原因は2021年4月にイギリスとインド間を4万2406人の人々が行き来したからだと伝えています。(*1)

ワクチン接種の効果として従来型は1回目57%、2回目で99%と言われてきましたが今回の従来型の1.6倍のデルタ株(インド型)変異ウイルスは1回目37%、2回目97%と6月28日の朝のニュースで言っていました。

ワクチン接種率を見ればイギリスは統計上少なくとも1回以上接種を受けていますが、イギリス政府は1回目のワクチンを早期に全国民に接種する対策を採ったため、2回目のワクチンが半分の国民行きわたらないうちにデルタ株変異ウイルスが広がったことも一因になっているかもしれません。

しかし、ワクチンを打つと重症化や死亡するリスクは格段と少なくなるためイギリス政府のワクチン対策は間違ってはいません。

 

東京都の新型コロナウイルスの国内感染者は6月25日(金)562人で、6月18(金)比べて109人増加しました。そのうちデルタ株(インド型)変異の感染者の割合は12%の68人確認され、1日当たりで最多となりました。

日本は1回目の接種率は20数%です。このままいくとイギリス同様、7月中までに60%になり感染者が急増する恐れがあります。

 

私が予想した経済活動再開予定はワクチン接種率が1回目と2回目含め40~50%でしたがこれは従来型のコロナウイルスの場合であることがわかりました。

1.6倍強いデルタ株の場合はワクチン接種率が60~70%となり、またまた予想は外れそうです。

デルタ株(インド型)変異ウイルスはこれ以上拡大しないよう祈るばかりです。

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【各国1日コロナ感染者数グラフ】

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米国ブラジル等1日感染者数グラ(2021/6/25)

 

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英国ドイツ等1日感染者数グラフ(2021/6/25)

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日本スイス等1日感染者数グラフ(2021/6/25)


【参考】

(1)「デルタ変異株、なぜイギリスでこれほど広まったのか」、BBC.NEWS.Japan、2021.6.21

(2)「新型コロナウイルス 世界のワクチン接種状況は」、BBC.NEWS.Japan、2021.6.24

(3)「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年6月25日版)」、厚生労働省HP、2021.5.25

 

2021年2月17日から6月14日までの1日感染者数とワクチン接種率推移グラフ

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1日感染者数とワクチン接種率グラフ

7月27日野田市新型コロナウイルスワクチン接種の予定をキャンセルして6月14日午前8時に東京大手町合同庁舎3号館の自衛隊大規模接種会場でワクチン接種を受けました。

 

1日半経過していますが注射した左腕がわずかに重い感じがしますがそれほど気になりません。

ワクチンはモデルナで2回目は4週間後の7月14日になりました。

 

タレントが司会をする朝のテレビで日本のワクチン接種ペースが遅いと言っていましたが5月末からペースが上がり、同じ時期のドイツより速くなっています。

 

【接種開始】

日本2月17日、ドイツ2020年12月26日

実績  2月後半~5月後半(3.5カ月)0~6%(独12月後半~2月後半,2.5カ月)

【予想】

5月後半~6月後半(1.5カ月)6~15%(独2月後半~3月前半,1.5カ月)

実績  5月30日 9.8%、 6月9日 16.2%、 6月14日 20.0%

6月後半~7月後半(1.5カ月)15~25%(独3月前半~4月前半,1.5カ月)

7月後半~8月前半(1.0カ月)25~30%(独4月前半~4月後半,1.0カ月)

8月前半~8月後半(1.0カ月)30~40%(独4月後半~5月前半,1.0カ月)

8月後半~9月前半(1.0カ月)40~50%(独5月前半~5月後半,1.0カ月)

 

【経済活動再開時期予想修正】

ワクチン接種率が40~50%になる8月後半~9月前半に経済活動が再開されると予想しましたが現在の接種ペース状況から1カ月半早い7月30日(45%)頃になるかもしれません。

 

ドイツは接種率40~50%でイギリス型の変異ウイルスに打ち勝ち経済活動を段階的に再開しましたが、日本は6月15日現在イギリス型からさらに感染力が強いインド型変異ウイルス変わりつつあるので抑制できるか予断を許さない状況です。

 

イギリスは5月初め接種率は80%を超え、1日感染者数は2,000人まで減少し、収束が見えたと思いきや5月後半からインド型変異ウイルスの影響で感染者が再び増加に転じ、6月12日現在の接種率が106.8%にもかかわらず、1日感染者は6,000~7,000人に増加しているからです。

(ワクチン接種率は1回目と2回目を含めた合計の接種率である。)

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2021年6月9日のワクチン接種状況と経済活動再開時期予想

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ワクチン接種率と接種回数グラフ

これまで、4回感染収束の時期を予想してきましたがことごとく外れています。

科学的根拠のない素人予想なので外れて当然ですが、なかなか収束の兆しを見せない新型コロナウイルス感染に気が滅入るので、懲りずに5月20日のブログで5回目の予想「営業制限解除の時期」をしてしまいました。

 

変異ウイルスの出現で感染が増加した2021年4月後半までのドイツの感染パターンは日本と似ていました。

4月後半になるとドイツは、ワクチン接種が遅れている日本と違い、ワクチン接種率が25%に達し、ワクチン接種効果により感染者数が減少に向かいました。

 

接種率がワクチン接種開始日から6%になるまで日本は約3.5カ月(2月17日~5月後半)かかりましたがドイツは約2.5カ月(独12月26日~2月後半)でした。

日本の遅れはワクチンの供給が遅れたことが原因と思われますので同じ接種率6パーセントになった5月後半をスタート地点としてドイツの実績をあてはめ日本の経済活動再開(営業制限解除)時期を予想しました。

 

【経済活動再開(営業制限解除)時期予想】

ワクチン接種率が40~50%になる8月後半~9月前半から段階的に解除

(ただし、ワクチン接種率は1回目と2回目を含めた合計の接種率である。)

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【接種開始と実績】

日本2月17日、ドイツ2020年12月26日

2月後半~5月後半(3.5カ月)0~6%(独12月後半~2月後半,2.5カ月)

【予想】

5月後半~6月後半(1.5カ月)6~15%(独2月後半~3月前半,1.5カ月)

6月後半~7月後半(1.5カ月)15~25%(独3月前半~4月前半,1.5カ月)

7月後半~8月前半(1.0カ月)25~30%(独4月前半~4月後半,1.0カ月)

8月前半~8月後半(1.0カ月)30~40%(独4月後半~5月前半,1.0カ月)

8月後半~9月前半(1.0カ月)40~50%(独5月前半~5月後半,1.0カ月)

 

【5月30日のワクチン接種状況】

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接種回数 : 1,234万回、接種率   :  9.8%

 

6月9日のワクチン接種率は5月30日の9.8%から16.2%と予想より7~10日速いペースで進んでいます。

(5月30日から6月9日までの間に集計遅れの接種回数追加されたが接種体制整備も進みました。)

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2021年6月9日ワクチン接種状況表

ワクチン接種環境がさらに整備されるので、接種率のペースは高め定常化推移が期待され、収束のための「氷の壁」である感染者1,200人(国内)および250人(東京)の氷を砕き、春(収束)に向かうことを期待したいと思います。

 

【蛇足】

私がワクチン接種(65歳以上の高齢者)の予約を取れた期日は7月27日でした。

しかし、6月7日の朝のニュースで自衛隊大規模接種東京会場(大手町合同庁舎3階)のワクチン接種が可能あることを知り、その日の11時申込み受付開始と同時にパソコンで申し込んだところ、混み合い10分ほど待ち、6月14日9:00接種に予約できました。その後、野田市での予約をキャンセルしました。ワクチンはモデルナ社でした。

妻は6月10日にファイザー社のワクチンを接種しましたが注射された感覚は少し違ったが通常のインフルエンザ注射と大きな違いはなかったと言っていました。

2021年5月30日の国内ワクチン接種状況

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1日&累積ワクチン接種回数_210530

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日本ワクチン接種率推移_210530.jpg

2021年5月29日現在、国内の新型コロナウイルスの1日感染者数(新規感染者)は5月中頃から減少していますが、感染力の強い変異ウイルスの影響でいつ拡大に転じてもおかしくない不安定な状態が2週間以上続いています。

1都2府7県は「緊急事態宣言(ステージ4相当)」(6月20日まで適用)状態にあり、8県は「まん延防止等重点措置(ステージ3相当)」(6月20日まで適用)状態にあります。

 

やはり、頼みの綱はワクチン接種です。

5月30日現在、国内のワクチン接種状況

接種回数 : 1,234万回

接種率   : 9.8%

国内のワクチン接種実績は数日おきに首相官邸ホームページで発表されるのでワクチン接種実績グラフを作り、接種日程と接種回数・接種率・感染者数などを経過観察しながら、経済活動再開の時期がいつになるのか確認したいと思います。

 

【日本の営業制限解除の期日予想】

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2021年1月末から5月30日までのコロナウイルス感染状況と対策について

 

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日本東京大阪1日感染者数グラフ_210530

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日本東京1日感染者数推移グラフ_210530

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緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の比較表

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日本東京コロナ1日死亡者数推移グラフ_210530

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日本東京コロナ累積感染者数推移グラフ_210530

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日本東京累積死亡者数推移グラフ

東京・大阪・全国の感染状況を見ると1月中から2月末に感染減少が続きましたが、その後減少が止まり、感染高止まり状態が3月まで約1カ月続きました。

 

首都圏1都3県は3月21日に緊急事態宣言を解除しましたが感染は減少せず、3月1日に解除した関西3府県では3月中頃から新たなイギリス型の変異ウイルスが発見され、徐々に従来型から感染力の強いイギリス型に置き換わり、猛威を振るい出し始めました。

 

大阪は3月中頃、1日の感染者70~100人程度が急激な増加に転じたため、4月5日「まん延防止等重点措置」を適用しましたが、止まらず4月中頃には1000人まで急拡大しました。

 

(「まん延防止等重点措置」:大阪、兵庫、(宮城)に4月5日~5月5日の1カ月間適用)

(「まん延防止等重点措置」:東京、京都、(愛媛)、沖縄に4月12日~5月11日の1カ月間適用)

カッコ付の都道府県は措置終了、他は非常事態宣言に切替わる(5月29日現在)

 

大阪は4月中~5月初めまで1日感染者1000人で小康状態を保ち、その後減少に転じますが入院率、重症化率、病床使用率が高く、深刻なレベル(ステージ4)と医療体制がひっ迫しているため、4月25日に緊急事態宣言に切り替えました。その後、延長、5月24日に、さらに6月20日まで延びることになりました

 

「緊急事態宣言(ステージ4相当)」を1都2府7県に6月20日まで適用(5月29日現在)

(①東京、大阪、兵庫、京都に4月25日~5月11日の2週間適用、5月12日から5月31日まで延長、さらに6月1日から6月20日まで延長)

(②愛知、福岡に5月7日~5月31日、6月1日~6月20日)

(③北海道、岡山、広島、沖縄に5月16日~6月20日)

 

東京は3月初め、1日の感染者200~300人から増加傾向にあり、4月12日、「まん延防止等重点措置」、を適用しますが止まらず、5月初め800~900人まで増加しました。

これをピークに5月10日頃から減少に転じていますが新規感染者数の減少幅が小さく、入院率、重症化率、病床使用率は厳しい状態が続いているため、ステージ3ではあるが4月25日に緊急事態宣言に切り替えました。その後、5月31日まで延長、さらに6月20日まで延長することになりました。

 

「まん延防止等重点措置(ステージ3相当)」を8県に6月20日まで適用(5月29日現在)

(①埼玉、千葉、神奈川:4月12日~5月31日、6月1日~6月20日)

(②岐阜、三重、(北海道)に5月9日~5月31日、6月1日~6月20日)

(③群馬、石川、熊本に5月16日~5月31日、6月1日~6月20日)

カッコ付の都道府県は措置終了(5月29日現在)

 

国内や大阪と比べると東京の新規感染者(1日感染者数)の減少幅は5月22日から小さくなり、減少曲線がゆるやかになっています。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置など国・自治体の対策や国民の予防・行動自粛対策に限界が来ているようにも思えます。

 

現在(5月27日)、国内ワクチン接種率は8.9%(首相官邸ホームページ)です。

5月24日から東京・大阪・兵庫は自治体よるファイザーワクチン接種に加え、自衛隊による大規模なモデルナワクチン接種が始まっています。政府は大規模接種を他の都市にも増やし、さらに、産業医による企業関係者の接種も始める検討をしています。

 

国を挙げての接種体制が整えば6月末~7月末ワクチン接種率は15~25%は実現でき、1日感染者数が現在の600人から300人以下を突破できそうな気がします。

そうなれば、ワクチン接種率が上がるにつれ、1日感染者数も減少し、9月中頃にはワクチン接種率が50%を超え、感染は抑制方向に向かい、営業制限や行動自粛が解除されることになります。

実現を期待したいと思います。

【日本の営業制限解除の期日予想】

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2021年5月20日現在の各国ワクチン接種割合とコロナ感染状況

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各国新型コロナウイルスワクチン接種状況(2021.5.20)

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各国コロナ1日感染者数表_210520

【各国の新型コロナウイルスの感染状況】

ワクチン接種割合が進んでいるEU、アメリカは変異型ウイルスによる感染はあるものの全体として抑制されており、減少傾向にあります。

そして、飲食店や小売業の営業制限や市民のマスク着用義務も解かれ、活気が戻っています。 アメリカの4月小売業の売り上げが急上昇しているそうです。

 

人口1千万人のスウェーデンはロックダウンせず、集団免疫を獲得する対策で12月後半、1月前半まで高い数字の感染者を出していましたが12月27日よりワクチン接種を開始し、その後、上昇は止まり、高止まりながらも徐々に減少して、5月に入り、感染者数は日本と逆転しました。

 

感染力が強い変異ウイルスが発生したアジア、アフリカなどの多くの国々はワクチン接種割合が低いこともあり、感染拡大と重症化の増加が続いています。

ワクチン接種割合の低い日本は日本全体・東京・大阪では一日当たりの感染者数は減少傾向にありますが重症化数は増えており、沖縄・北海道など地方の一部は感染増加と重症化数は増えています。そして大阪や一部地方では医療機関の圧迫が続いています。

インドは宗教行事の祭りを許可するという緩和策を取ったため急激に感染が拡大し、5月後半になっても拡大が続いています。

 

日本は5月後半より、全国的に65歳以上のワクチン接種が始まりました。 さらに、現在感染増加中の大都市東京と大阪でワクチン接種割合を増加させ、早急に集団免疫を形成するため、大規模ワクチン接種センターを設置して5月24日から集団接種を開始します。

 

3月前半から変異ウイルスの出現で感染が増加した3月前半~4月前半までのドイツやスペインの感染パターンは日本と似ています。しかし、ワクチン接種率の高いドイツは感染が抑制され、減少しているのに対し、ワクチン接種率10%満たない日本は4月後半から現在の5月後半になっても重症化率は高く、医療機関は厳しい状況が続いいます。

 

ドイツとスペインは1回ないし2回の接種含めてワクチン接種率が15~25%の3月前半~4月前半まで変異ウイルスにより感染者が増加しましたが、ワクチン接種率が25~30%の4月前半~4月後半になると変異ウイルスによる感染増加を抑え止まり、減少が始まり、ワクチン接種率が30~40%になった4月後半~5月前半に減少が続き、ワクチン接種率が40~50%になった5月前半~5月後半から徐々に飲食店や小売業のなどの営業制限が解かれ始めています。

 

【日本の営業制限解除の期日予想】

日本の営業制限解除の超概略の期日を予想してみます。

【前提条件】

①.ワクチン接種環境は同程度とします。

②.ワクチン接種率と感染増減の関係はワクチン接種割合が低い時の変異ウイルスによる感染パターンが似ているドイツ並みとします。

③.日本のワクチン接種率6~7%は5月後半~6月前半の値とします。

(日本6.3%は5月20日(独2月後半)における実績(初期値)です。)

(7%は6月前半の値とします。(5月26日追加修正))

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【予測】

ワクチン接種率15~25%になる予想時期は6月後半~7月後半(独3月前半~4月前半)で変異ウイルスによる感染増加は続くと思われます。

ワクチン接種率25~30%になる予想時期は7月後半~8月前半(独4月前半~4月後半)で変異ウイルスによる感染増加が止まり、減少が始まると思われます。

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ワクチン接種率が30~40%になる予想時期は8月前半~8月後半(独4月後半~5月前半)で感染減少が続くと思われますがまだ予断は許されません。

 ワクチン接種率が40~50%になる予想時期は8月後半~9月前半(独5月前半~5月後半)で注意をすれば感染増加の恐れは無くなり、飲食店や小売業のなどの営業制限解除が徐々に始まると超概略予想しました。

(ただし、政府、自治体、民間関係機関の努力と国民の協力により、3カ月半後にワクチン接種率が40~50%になった場合です。)

 

【参考】

(1)「新型コロナウイルス 世界のワクチン接種状況は」、BBC.NEWS.Japan、2021.5.21

(2)「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月20日版)」、厚生労働省HP、2021.5.20