【世界193ヵ国の累計感染状況(2020~2021)】
日付 累計感染者 累計死亡者
10月30日 4,549万人 119万人人
12月 1日 6318万人 147万人
1月 6日 8,640万人 189万人
2月 3日 10,386万人 225万人
3月 1日 11,407万人 253万人
4月 1日 12,882万人 282万人
4月15日 13,826万人 297万人
【世界の月毎の1日感染者数と1日死亡者数(2020~2021)】
半月毎の1日感染者 1日死亡者(平均)
11月前半 51万人 7千5百人
11月後半 58万人 9千8百人
12月前半 69万人 1万9百人
12月後半 62万人 1万1千3百人
1月前半 74万人 1万3千9百人
1月後半 57万人 1万3千6百人
2月前半 40万人 1万1千8百人
世界の新型コロナウイルスの感染は1月後半から2月後半までゆるやかなに減少してきましたが、2月ごろイギリスで従来型の1.6倍の感染力を持つ変異ウイルスが発見され、感染者が徐々に増加していきました。
2月後半にかけてEU、アメリカに感染が広がり、3月には日本でもイギリス型の変異ウイルスが見つかり、感染が増加してきました。
世界の平均1日感染者数は2月後半の38万人を底に、再び増加してきました。
半月毎の1日感染者 1日死亡者(平均)
2月後半 38万人 9千3百人
平均1日死亡者も3月前半の8千8百人を底に増加してきました。
半月毎の1日感染者 1日死亡者(平均)
3月前半 41万人 8千8百人
3月後半 53万人 9千5百人
4月前半 67万人 1万1千2百人
そして4月15日(木)単日の1日感染者は81万6千人、1日死亡者は1万3千5百人と増加が続いている状況です。
感染増加止まり、減少傾向にあるとしながらもアメリカは4月に入っても5万~7万人、イギリスは2千5百~3千人の1日感染者を出し続けています。
しかし、ワクチンを1回以上接種した人は4月15日時点でイギリスが61.3%、アメリカは59.3%と人口の半分を越え、安全圏に入ったとして4月2日頃から飲食店など非製造業の規制が解かれ営業活動が再開されています。
EU諸国は接種率が現在25%なので、2~3か月先には規制が解かれ、経済は回り出すと思われます。
一方、日本はワクチン接種率1.5%と低く、そこに感染力の高い変異ウイルスによる感染が拡大しており、営業活動緩和どころか現在適用されているまん延防止等重点措置よりさらに厳しい緊急事態宣言を再び発出せざる得ない状況に来ています。
【参考】
(1)「新型コロナウイルス 世界のワクチン接種状況は」、BBC.NEWS.Japan、2021.4.15
(2)「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年4月15日版)」、厚生労働省HP、2021.4.15