欧米人に比べ日本人がコロナに強いのはかつて蚤や虱にかまれたから?(私見)

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Blog図02_日本東京1日感染者図_201012

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Blog図03_日本東京1日死亡者図_201012

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Blog図02_日本東京累積感染者図_201012

上記10月11日までの状況を見ると2020年9月8日に私見ながら「国内コロナ感染者50人以下は11月7日頃」と超予測しましたがまったく外れてしまいました。

これからも経済活動キャンペーンの影響があるので感染者減少の超予測することも困難になりました。

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2020年(令和2年)7月22日から始まった政府の観光需要の喚起策「Go Toトラベル」の旅行代金の割り引きは、感染者の減少が顕著に見られない「東京都内への旅行と都内在住者の旅行」は外れてしまいました。

 

東京以外の道府県は旅行客が増えると同時に東京も都内への外出者が増加しましたが、まだ感染の影響はでず、国内1日感染者は8月初めの1400人から9月8日の500人まで順調に減少してきました。

 

ところが、2週間経った9月頃から8月夏休みと「Go Toトラベル」の影響が出始め、感染減少が止まり、9月8日~20日頃まで、1日感染者は500人を中心に増減を繰り返します。

 

ようやく感染増加が安定し、9月21日~29日頃まで再び減少に向かい、1日感染者は430人となり、このまま減少を続けて行くかにみえました。 しかし、9月19日(土)~22日(火)の秋分の日までの4連休後、2週間過ぎた9月下旬頃から再び増加傾向になりました。

 

10月11日の現在まではこれまでの1日感染者500人のところで増減を繰り返しています。しかし、10月1日から他県からの東京都内旅行や東京在住者の国内旅行の許可や飲食店などを支援する「Go Toイート」(割引ポイントの提供)が始まっていますので、2週間後の10月中旬からこの影響が出始めるので増加に向かうと思われます。

 

さらに10月中旬から音楽、演劇、スポーツ事業の支援「Go Toイベント」や小売店などの支援「Go To商店街」が加わりますので、これ以上、感染者を増やさないため、一人一人が感染状況に注意を向け、予防することが肝要です。

 

私見:日本人がコロナ死亡率や感染率が少ない理由]

欧米人と比べ、日本人のコロナ感染者の死亡率や感染者が圧倒的に少ないようです。

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日本には遠い昔から昭和30年前頃まで普通に蚤(のみ)や虱(しらみ)がおり、かまれていました。素人の見解ですが、それが日本人の体質に影響を与え、現在、日本人がコロナに感染しても悪化を少なくしている原因のひとつとも考えられるような気がします。(医学的根拠はまったくない素人の思い付きです。)

 

明治11年(1878年)イギリス人女性イザベラ・バードは7か月間日本の内陸(奥地)を旅して「日本奥地紀行」を出版し、欧米でベストセラーになりました。

 

イザベラ・バードは日本を旅の最初から終わりまで蚤(のみ)・虱(しらみ)に悩まされ、嘆いており、同じ宿に泊まっている日本人はまったく気にしていないのを見てなんと文化の遅れている国だと見下していました。

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古代から昭和20年代まで日本人の多くの人々が旅をして日記や紀行文を書いていますが蚤・虱がいることが当たり前だったので記述するまでもなかったと思われます。

戦後、進駐軍DDTが入り、その後、虱にかまれることはなくなりましたが、私が子供の頃(昭和20年代)はまだ、蚤がおり、布団の中でかまれることがしばしばありました。

 

世界の多くの国で2020年10月5日現在もコロナ感染者が増加しています。

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Blog図01_日本スイスコロナ等1日感染者

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Blog図02_英仏独等コロナ1日感染者

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Blog図03_米ブラジル等コロナ1日感染者

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Blog図04_日本スイス等コロナ1日死亡者

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Blog図05_英仏独等コロナ1日死亡者

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Blog図06_米ブラジル等コロナ1日死亡者

【世界の累計感染状況】

5月21日 感染者 505万人、死亡者33万人

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7月 7日 感染者1123万人、死亡者53万人

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8月24日 感染者2338万人、死亡者81万人 

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10月5日 感染者3506万人、死亡者104万人

 

【ヨーロッパの感染状況】

ヨーロッパではコロナ感染第1波が低下してとして6月、コロナ感染のリスクを抱えながら経済活動を再開しました。

しかし、8月末頃から再び感染が増加して10月現在も増加しています。政府はロックダウンをしないが、営業制限を敷き、飲食業、観光業、イベント業などの従事者、企業の労働者に経済的支援を続けていますが感染の長期化を心配しています。

 

原因の一つはヨーロッパ内各国の外出制限解除と7月~8月のバカンスで多くの人が旅行に繰り出したからです。

 

特にフランス、スペイン、イギリスで感染者が増加しています。

 

国民全員抗体政策のスェーデンは感染者が増加していますが多くないので抑制されていると思われます。

 

【10月5日現在の大量感染国の状況】

インド  累計感染者655万人、累計死亡者102万人

ブラジル 累計感染者492万人、累計死亡者 15万人

米国   累計感染者742万人、累計死亡者 21万人

 

インド  1日感染者7万5千人、1日死亡者940人

ブラジル 1日感染者8千5百人、1日死亡者365人

米国   1日感染者3万9千人、1日死亡者412人

 

2020年9月コロナ禍の株価・原油価格・為替推移グラフ

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株価・原油価格・為替グラフ(2008-2020/914)

2019年12月中国から新型コロナウイルスの感染が拡大、3月からアジア・欧米に感染拡大し、株価急落しました。

 

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4月欧米では中国を上回る感染者と死者を出し、その後も増加を続けます。

5,6月にブラジル、インドに拡大、世界に未曾有の混乱と経済悪化を招いています。

 

インドの1日感染者 7月初旬2万人 → 9月初旬9万人増加中

ブラジル・アメリカ  7月下旬7万人 → 9月初旬4万人の高値維持で減少傾向

日本  7月初旬1300人 → 9月初旬500人で減少傾向にある。

 

9月13日世界累計感染者 2872万人(日本 7万5千人)

             死亡者   92万人(日本 1440人)

 

8月24日 世界の累計感染者2338万人、累計死亡者81万人

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9月8日 日本の累計感染者7万2821人、累計死亡者1398人

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9月13日 世界の累計感染者2872万人、累計死亡者92万人

9月13日 日本の累計感染者7万5774人、累計死亡者1447人

 

このようなコロナ禍で世界経済はIT関係など一部を除き悪化していますが、ダウ平均株価も日経平均株価も9月にはコロナ禍以前の水準、28000ドル台、23000円台に戻りました。

2020年9月8日時点の超概略予測「国内コロナ感染者50人以下は11月7日頃か?」

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Blog図2_日本東京1日コロナ感染者図_200908

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Blog図01_日本東京累積コロナ感染者図_200908

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Blog図03_日本東京1日コロナ死亡者図_200908

国内および東京の1日コロナ感染者数は8月11日の国内1300人、東京320人から9月8日の1か月間で、国内530人、東京150人まで減少しました。

 

感染者数が国内50人以下、東京20人以下になる期日を概略予測してみました。

 

第1波の実績移動平均時系列データ(減少曲線)のパターンから第2波の9月8日以降の感染者予測数を感覚的・平滑的に手作業で作り、この予測時系列データ曲線(Blog図2グラフの点線)を作りました。

 

結果、感染者数が国内50人以下、東京20人以下になるのは11月7日頃となりました。

 

2020年8月24日現在の各国新型コロナ感染状況

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日本スイス1日コロナ感染者数グラフ_200824

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英仏独1日コロナ感染者数グラフ_200824

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米ブラジル1日コロナ感染者数グラフ_200824

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日本スイス1日コロナ死亡者数グラフ_200824

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英仏独1日コロナ死亡者数グラフ_200824

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米ブラジル1日コロナ死亡者数グラフ_200824


世界の新型コロナウイルスの感染者数、死亡者数

5月21日 感染者 505万人、死亡者33万人

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7月 5日 感染者1123万人、死亡者53万人

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 【8月24日現在の状況】

8月24日 感染者2338万人、死亡者81万人

 

[前提条件]

(1)グラフは人口の大小に関係なく、各国毎の1日の感染者数をあるので、人口1千万人当たりに換算して概略比較してみました。

国の大都市など特定の地域に集中発生している場合があるので国全体の人口で平滑化することは正しい評価にはならないがおおよその目安にはなると思います。

 

(2)スウェーデンやスペインなどの国は、例えば、土曜日、日曜日の感染者数を合計して月曜日に報告され、火曜日にグラフ化される場合が度々あります。 従って、グラフには日曜日、月曜日がゼロ、火曜日が合計値となり、突出した値で現れることになります。

 

[各国の感染状況]

国民全員抗体を持つ政策を採用したスェーデン(人口1千万人)は7月中旬から1日感染者数は減少傾向にあるが200人から400人の間で増減を繰り返しています。

 

人口約1千万人のオーストリア、スイス、ポルトガルスウェーデンも7月中旬頃から減少傾向にあるが100人~300人が増減を繰り返しています。

 

上記EU諸国の12倍の1億2千万人の人口を持つ日本は8月11日から減少に転じ、8月から1日感染者数800人~1300人増減(7/26の突出値2353人は3日間の合計)を繰り返しており、1千万人当たりの1日感染者数に換算すると70人~110人に相当します。

 

スペイン(人口4千7百万人)は8月5日から減少に転じたように思えましたが8月8日から上昇傾向にあり8月下旬に入っても1日当たりの感染者数は4000人~6000人で増加傾向にあります。1千万人当たりの1日感染者数に換算すると850人~1280人に相当します。(スペインは2日間の合計値表示の突出値が度々ある)

 

フランス(人口6千7百万人)は5月中頃から7月までは1日当たり感染者数が500人~1300人の間で増減を繰り返していたが8月に入り、2000人~5000人になり、増加傾向を示しています。1千万人当たりの1日感染者数に換算すると300人~750人に相当します。

 

イギリス(人口6千7百万人))は7月に1日当たり感染者数が500人前後になり8月21日現在まで1000人前後で増減を繰り返しています。1千万人当たりの1日感染者数に換算すると150人前後に相当します。

 

ドイツ(人口8千3百万人)6月に1日当たり感染者数が500人前後になり7月下旬から増加し、8月24日現在まで1000人~1600人で増減を繰り返しています。

1千万人当たりの1日感染者数に換算すると120~190人前後に相当します。

 

イタリア(人口6千万人)、ベルギー(人口千1百万人)、オランダ(人口1千7百万人)は6月末から7月中旬200人前後で推移し収束に向かうと思われましたが7月下旬から増加気味になり、1日当たり感染者数が500~900人前後で増減を繰り返しています。

1千万人当たりの感染者数に換算するとイタリアは80~150人、ベルギーは500~900人前後、イタリアは300~530人前後に相当します。

 

ロシア(人口1億4千5百万人)は5月中頃に1日当たり感染者数が10000~12000人でピークを迎えその後から増減を繰り返しゆるやかな減少を続け7月末9000人が8月21現在4700人まで減少を続けています。

1千万人当たりの8月24日の1日感染者数に換算すると320人に相当します。

 

インド(人口13億5千3百万人)は4月初めに1日当たり感染者数が1000人なり、その後増加を続け、5月下旬27000人、6月下旬38000人、7月下旬60000人、8月初めから8月24日までは50000~60000人の間で増減を繰り返しています。1千万人当たりの8月の1日感染者数に換算すると370~520人に相当します。

 

ブラジル(人口2億1千万人))は4月初めに1日当たり感染者数が1000人程度、その後増加を続け、4月下旬7000人、5月下旬20000人、6月下旬30000人、7月下旬50000人、8月初めから8月24日までは50000~70000人の間で増減を繰り返しています。1千万人当たりの8月の1日感染者数に換算すると2380~3330人に相当します。

 

米国(人口3億2千8百万人)3月下旬に1日当たり感染者数が10000人を越えると急増し、4月中旬に始めの35000人をピークに減少傾向を示し、6月中旬まで25000~30000人で増減を繰り返していましたが、6月末から再び増加し、7月中旬70000人に達し、7月下旬まで増減を繰り返し、8月初旬から減少傾向を示し、8月初旬の60000人から8月中旬の50000人まで増減を繰り返しながらゆっくり減少傾向を示しています。

8月初旬から8月中旬まで1千万人当たりの1日感染者数に換算すると1830から1520人に相当します。

 

 

【参考】

(1)「新型コロナウイルス感染症の現在の状況-4.国外の発生状況について-」、厚生労働省HP(WHOなど海外の国・地域の政府公式発表に基づく)、2020/3/5~8/24 12:00am

(2)「主な国・地域での新型コロナウイルスの感染状況」、読売新聞、2020/1/29~8/24 10:00 pm 日本は前日の値(WHO・各国の集計発表期日、時間は異なる)

(3)「国内の新型コロナウイルスの感染者」読売新聞、2020/3/5~8/25 10:00 pm、前日の値

日本・東京のコロナ感染は8月3日天井、8月11日減少に転じたと思われる

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Blog図2_日本東京1日コロナ感染者図_200819

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Blog図3_日本東京1日コロナ死亡者図_200819

Blog図2_日本東京1日コロナ感染者図_200819の7日間の移動平均(折れ線グラフ)から、日本全体および東京都の1日コロナ感染者数は8月3日にピークに達し、10日までの6日間で天井を形成(感染者の増加が止まり)、8月11日から減少に転じています。

このまま、減少を続け欲しいと思います。

 

Blog図2_日本東京1日コロナ感染者図_200819の棒グラフは1日の感染者数なのでばらつきがあります。

しかし、折れ線グラフは過去7日間の平均なので感染者数増減のトレンド(動向)が把握し易いと思います。

6月突如出現し8月11日現在も感染を続けている東京型コロナウイルス

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日本東京コロナ1日累計感染者数グラフ

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日本東京コロナ1日感染者数グラフ

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日本東京コロナ1日死亡者数グラフ

7月まで東京以外の道府県のコロナ感染者は少なかったので東京の感染者を抑制でき

れば、日本のコロナ感染を食止めることができると考え、コロナ感染第2波の東京すなわち日本の終息時期を次のように予測しました。

 

2020年7月25日ピーク到達

2020年8月 3日頃、感染者数減少に向かう

2020年9月 9日頃、感染者10人以下

 

これは東京に注目し、第1波の実績データをそのままあてはめましたが、予想はまったく外れ、7月25日増加は止まり、上下運動を9日間繰り返すどころか、9日間以上も増加を続けています。

 

減少に向かうと予想した8月3日頃、東京の7日平均推移のグラフによると9日間遅れで増加が止まり、上下運動期間に入ったようにも思われます。

 

しかし、6月19日の移動の解除により、東京から地方へ出張など人の移動が始まり、道府県に感染者が増加し、7月22日の「GoToトラベル」により、全国的に拡大してきました。

 

第1波は東京の感染者数が多く、道府県が比較的少なく、第1波のコロナウイルスは感染力より毒性が強かったといえます。

第2波は東京の感染者数がさらに増加したが、それ以上に道府県の増加が大きくなりました。しかし、感染者は無症状の人が多くなり、重軽症者が少ないというコロナウイルスの性質が異なっています。

従って、たとえ概略予想といえ、コロナウイルスの性質が違う第1波の実績データを使って第2波の状況を予想することは無理でした。(科学的、環境、医療体制などは一切考えないという超概略の予想でしたので外れるのは当然ですが。)

 

東京の1日あたりの第2波の感染者数

7月 1日~7月 8日  70~ 110人

7月 9日~7月15日 120~200人

7月16日~7月29日 290~300人

7月30日~8月10日 300~500人

 

日本の1日あたりの第2波の感染者数

7月 1日~7月 8日  125~ 285人

7月 9日~7月15日  265~ 460人

7月16日~7月29日  420~1260人

7月30日~8月10日 1000~1600人

 

8月11日午前8時テレビ朝日の羽鳥モーニングショーで紹介した国立感染症研究所の見解によると第2波のコロナウイルスは第1波のヨーロッパ型が変異し、6月に新タイプの東京型コロナウイルスが現れたそうです。

武漢型やダイヤモンドプリンス型のコロナウイルスの感染は国内では収束した。)

 

ウイルスは人の体温に順応し、感染を広めるため毒性を下げ、くっ付き易く、潜伏力を強める性質に変異していく傾向があるらしい。

 

そのため、若者が感染しても無症状で潜伏し、知らないうちに感染が広がっているのが現在の状況らしい。