49日法要前の殺生「スズメ蜂退治」

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9月22日の兄嫁の納骨を控え、前日の21日夕方、お墓掃除に弟と行ったところ、スズメ蜂が1匹飛んできてお墓の石柵の隣の我が家の古いお墓の裏にある木の切り株の下の方に消えました。

 

お墓の隣の木の切り株

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まもなく、また私の近くを飛んで来たので刺されると思い、急いでお墓を掃除して、お寺の和尚様に相談にいきました。

 

和尚様は業者にスズメ蜂の巣の駆除を依頼しても明日の作業は無理であり、これまで、それぞれが市販の殺虫剤等を使って退治していると話されました。

 

スズメ蜂といえども法要と納骨を控え殺生して良いものか、一瞬惑いましたがお客さまが刺されては申し訳ありませんので、明日の朝5時、我々がスズメ蜂退治を決行することにしました。帰りにホームセンター「コメリ」に寄り、顔を防護するネット(360円)とスズメ蜂用殺虫剤(スーパースズメバチジェット、1780円)を購入しました。

 

二人は9月22日の朝5時30分頃にお墓に行きました。弟をナビゲーターとして私は雨ガッパ上下を着てゴム長靴を履き、野球帽の上からネットを被り、軍手を2枚ずつ着け、殺虫剤を持って恐る恐る切り株の穴に近づきました。

 

スズメ蜂は一匹出てきて飛び立とうとしていました。中の巣は確認できませんが思い切って殺虫剤を噴射しました。無我夢中で30秒位噴射したら空になりました。

 

穴の中はブンブンとものすごい音をたてもがき苦しんでおり、数匹穴から出て羽ばたきもがいていました。また出て来そうなので石と草で穴を防ぎました。

 

しばらくすると、朝、仕事に飛び立ったスズメ蜂が戻ってきました。穴の近くまで来て、入れないので飛び回っているところを二つに折ったタオルでたたき落とし、踏んで殺しました。次に帰って来たスズメ蜂も同様に殺し、1時間位かけ十数匹殺しました。穴から出てきたスズメ蜂を合わせせると合計15匹殺しました。

 

翌日、納骨の日、私は一足早く、スズメ蜂用殺虫剤を持って様子を見に行ったところ、塞がれた穴に付近にとまっている2匹と付近を飛んでいた1匹を見つけたので殺虫剤で殺し、これですべて退治しました。

 

参列された方々はスズメ蜂に刺されることなく納骨は無事終わり、ほっとしました。

 

お墓からの帰り道、カメ蜂(スズメ蜂)退治は活動する前の夜が明けると直ぐ実施するのが常識とおばに言われました。我々が開始したのは5時30分で遅過ぎました。そのため、1回目のスズメ蜂退治後、仕事に出かけたスズメ蜂が巣に戻り、1時間以上も退治が長引いてしまいました。

 

【参考】地元ではスズメ蜂の巣は水や食べ物を入れる瓶(かめ)の形に似ているのでカメ蜂と言っています。