お盆の墓参り

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8月13日はお盆の墓参りの日です。午後から、先祖と故人(両親)の霊を迎えるため、仏壇の掃除をし、提灯と灯篭をセットしました。(一緒に神棚も掃除しました。)

ゴルフボールの半分くらいの大きさの青りんご、なし、ほおずき、しろい蕪のようなもの、赤いとまとのようなものを糸で結び仏壇の上部から吊るしました。(霊が宿る?)

油揚げ、豆腐、なす、ジャガイモの料理、ささげのおしたし、あえものなど精進料理を仏壇にあげました。

そして、夕方、なすとキュウリをさいころ状に切ってパックに入れたもの、蓮の葉、迎え火用30センチ弱の細い木、線香、ろうそく、花、マッチなどを用意し、墓参りに行きました。本来、迎え火用の火をろうそくにつけ、提灯を下げもって帰りますが、今回は省略しました

都会ではキュウリは馬となすを牛にみたて、霊が牛に荷物をのせ、馬にのり楽に帰って来られ、また帰れるように足をつけてお供えするそうですが、母親の話によるとこちらでは、先祖や故人が帰って来る途中、餓鬼がまとわりつくので、さいころ上にしたキュウリとなすをばら撒いて来られ易く、また帰られ易くするために蓮の葉の上にのせお墓にお供えするそうです。

曹洞宗光岳寺にあるお墓に行き、お供えものをして、持っていった細い木をお墓の端で積み上げ、火をつけ、また、線香、ろうそく、花、キュウリとナスを蓮の葉の上に乗せたものを墓前に供え、お参りしました。

そして、光岳寺の本尊と位牌堂をお参りして、帰りました。

先祖と両親の霊は8月13日の夕方から16日の朝までの4日間、実家の仏壇でゆっくり過ごすことになります。