代議士や官僚とは無関係のそのまんま東氏に県政を委ねた宮崎県民

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1月21日の夜、NHKテレビをみていたら、談合事件で前の宮崎県知事の辞職した後を受け行われた知事選挙で元武軍団のそのまんま東氏(49歳)がNHKの出口調査で開票率0.6%にもかかわらず、当選確実と伝えました。

何日か前、そのまんま東氏が宮崎県知事選に立候補するニューズを見て、私はお笑いタレントの持つマイナスイメージの先入観から知事が務まるとは思えず、泡沫候補で終わるだろうと思っていました。

しかも、テレビも余り注目せず、ニュースもほとんど流さないので、私も無関心になり、忘れてしまいました。

ところが、選挙結果は予想外に圧倒的に差をつけて当選したものですから次の日からはマスコミも一変しました。どのチャンネルを回してもそのまんま東氏に関するニュースばかりです。

それらのニュースを見て、お笑いタレントでない、政治に対し、真摯に取り組もうとする別の面のそのまんま東氏を知り、私は一方向から見て判断していたことを反省しました。

また、そのまんま東氏の当選後、知りましたが、対立候補は前の林野庁長官の川村秀三郎氏(57)と元経済産業省課長の持永哲志氏(46)といずれも元エリート官僚でした。

しかし、最近、代議士や高級官僚が次々と不正や不祥事を起こしているため、さすがの宮崎県民も元エリート官僚といえども、信頼することができなくなり、ならば何のしがらみのない、良く勉強しており、熱く語りかけるそのまんま東氏にかけてみようと思う人が続々でてきたそうです。

これが追い風になって当選できたそうですが、これからは抵抗勢力をうまく処理して、県政の立て直しが成功することを祈りたいと思います。