1月21日の夜、NHKテレビをみていたら、談合事件で前の宮崎県知事の辞職した後を受け行われた知事選挙で元武軍団のそのまんま東氏(49歳)がNHKの出口調査で開票率0.6%にもかかわらず、当選確実と伝えました。
しかも、テレビも余り注目せず、ニュースもほとんど流さないので、私も無関心になり、忘れてしまいました。
ところが、選挙結果は予想外に圧倒的に差をつけて当選したものですから次の日からはマスコミも一変しました。どのチャンネルを回してもそのまんま東氏に関するニュースばかりです。
それらのニュースを見て、お笑いタレントでない、政治に対し、真摯に取り組もうとする別の面のそのまんま東氏を知り、私は一方向から見て判断していたことを反省しました。
しかし、最近、代議士や高級官僚が次々と不正や不祥事を起こしているため、さすがの宮崎県民も元エリート官僚といえども、信頼することができなくなり、ならば何のしがらみのない、良く勉強しており、熱く語りかけるそのまんま東氏にかけてみようと思う人が続々でてきたそうです。
これが追い風になって当選できたそうですが、これからは抵抗勢力をうまく処理して、県政の立て直しが成功することを祈りたいと思います。