「七人の侍」投手を擁する侍ジャパンはMBLスターを擁するアメリカを3対2で抑えWBC2023世界一に輝きました。

大谷、トラウトを空振り三振に打ち取りWBC2023世界一になった瞬間

MBLでも通用する「七人の侍」投手を擁する侍ジャパンは世界一を奪還できると鳴り物入りで新聞やテレビが報じているのを見ているうち、日ごろ野球中継などを見ない私も一時的に野球ファンになり、WBCテレビ中継を観戦しました。

 

ハラハラドキドキしながら侍ジャパンが窮地を脱してトーナメントを勝ち進んでいく中、最後に大谷翔平選手が成し遂げた瞬間を見て、17年前の初代WBC2006世界一や14年前のWBC2009の世界一の瞬間を思い出しました。

 

今回も決勝戦の最後を制し、WBC2023世界一になった劇的な瞬間そして熱戦の感動を忘れないため、WBC2006やWBC2009同様にイラストで残すことにしました。

 

「大塚投手が最後の打者を空振り三振に取り初代WBC2006世界一に」

yaseta.hateblo.jp

ダルビッシュ有投手が最後の韓国選手を打ち取りWBC2009世界一になった瞬間」

yaseta.hateblo.jp

2023年3月21日、WBCWorld BaseBall Classic)2023の準決勝で、侍ジャパンは最終9回の裏で村上選手の劇的な逆転サヨナラヒットにより、6対5でメキシコに勝利しました。

 

翌日3月22日の決勝で侍ジャパンはMBLMajor League Baseball)のスター選手は集めたアメリカと戦いました。

 

侍ジャパンは8回までで、村上選手のホームランで1点、ヌートバー選手の犠牲ヒットで1点、岡本選手のホームランで1点、計3点を取り、この間、投手6人の連携でアメリカを2点に抑えた侍ジャパンは3対2の1点リードで最終9回を迎えました。

 

そして9回表の最終イニングで侍ジャパン「七人の侍」投手の「ラスト侍」大谷翔平投手がマウンドに上がりました。

先頭打者をフォアボールで出しましたが、1番のベッツ選手をダブルプレーに打ち取り2アウトと最後の打者を迎えました。

 

フアンからは奇跡か偶然の一致かと興奮の渦に巻き込んだMBLエンジェルスのチームメート、そして最強打者と知られたトラウト選手との最終回最後の対戦となりました。

 

1球目、スライダー160 kmでボール

2球目、ストレート160kmで空振り

3球目、ストレート160kmでボール

4球目、ストレート160kmで空振り

5球目、ストレート164kmでボール

フルカウントから6球目はスライダー140kmで大谷投手はトラウト選手を空振り三振に打ち取りました。

そして、3対2に抑えた侍ジャパンはWBC2009の3大会振り、3回目のWBC2023世界一を果たしました。

 

大谷翔平ダルビッシュ有投手だけでなく、勝負の分かれ目、剣が峰の場面で危機を救い、活躍した佐々木朗希投手、村上宗隆選手、吉田正尚選手、ラーズ・ヌートバー選手の名前が脚光を浴び、私はにわか野球ファンになりました。

 

しかし、試合が終わり、優勝インタビューなどを見ているうち、侍ジャパンを世界一に導いたのは上記の活躍した選手もさることながら、チームを采配した栗山英樹監督(61)をはじめ、コーチ、通訳の水原一平氏などの影で支えた運営陣が各選手の個々の力を総合力として発揮させた成果であったことを気づかされました。