国内の1日感染者は8月25日(直近7日間の平均値)の23,100人(ワクチン接種率:1回目56%、2回目45%、合計101%)をピークに減少に転じて9月18日には5,700人まで減少しています。
東京の1日感染者は8月19日(直近7日間の平均値)の4,770人(ワクチン接種率:1回目52%、2回目42%、合計94%)をピークに減少に転じて9月18日には890人まで減少しています。
大阪の1日感染者は9月1日(直近7日間の平均値)の2,520人(ワクチン接種率:1回目59%、2回目48%、合計107%)をピークに減少に転じて9月18日には850人まで減少しています。
国内の入院・自宅療養者は8月30日の231,770人(ワクチン接種率:1回目58%、2回目47%、合計106%)をピークに減少に転じて9月18日には84,010人まで減少しています。
国内の重症者は9月3日の2,220人(ワクチン接種率:1回目60%、2回目49%、合計109%)をピークと減少に転じて9月18日には1,560人まで減少しています。
地域によって、減少に転じる期日は違いますがすべての地域は8月末から9月初めにかけ感染者も入院・自宅療養者も重症者も減少していると思われます。
しかし、まだ病床に余裕なく、自宅療養者が容態悪化してもすべて受け入れできない状況にあるので死亡者の確実な減少はもう少し先になりそうです。
病床に余裕ができ、入院必要な自宅療養者がすべて受け入れできるためには、感染者がさらに減少していく必要があります。
デルタ株に感染した人のほとんどはワクチン未接種の人と報道されています。
ワクチン接種率が1回目52%、2回目42%、合計94%になった頃から感染が減少に転じていることから、おおよそ人口の半分以上の人がワクチン接種することにより、感染者が減少するといえます。
具体的にわかりませんが、感染者・重症者・病床空き率などの経済活動再開条件を満たし、政府が経済活動開始を宣言する時期のワクチン接種率の値がどれくらいになるのか見極めたいと思います。