2019年8月3日、山形県西置賜郡小国町の実家へ帰り、両親と兄夫婦の仏前で拝み、延命十句観音経を十回唱えました。
8月13日のお盆の迎え日の夕方、私は光岳寺にある実家の墓参りに行き、青雲の志を抱き、家を飛び出しましたが平凡に終わりそうな私の人生をちょっぴり悔やみつつ、両親に対しては御見逸れしましたと手を合わせました。
追弔御和讃(曹同宗)
1.その名を呼べば答てし
笑顔の声はありありと
今なお耳にあるものを
思いは胸にせき上げて
とどむるすべをいかにせん
溢るるものは涙のみ
2.たちてはのぼりのぼりては
悲しく薫(く)ゆる香(こう)の香(か)に
かずかず浮かぶ思い出よ
供えし花はそのままに
御霊の座をば包むなり
清きがうえに清かれと
3.一世(ひとよ)の命いただきて
会うこと難(かた)き縁(えにし)おば
夢幻となどか言う
現(うつつ)の形(かげ)は消ゆるとも
移ろうものが合わす手に
契りて深き真心は