無担保無利子で融資するグラミン銀行総裁にノーベル平和賞授与

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10月14日(土)の読売新聞に10月13日、2006年のノーベル平和賞貧困層の生活改善に寄与したとしてバングラデシュグラミン銀行総裁ムハメド・ユヌス氏(66)と同銀行に対し授与したと載っていました。

誤認から生まれたノーベル賞

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1976年、ユヌス氏はバングラデシュ貧困層の女性を中心に無担保小額6ドルから67ドルの貸付を行うマイクロクレジット(無担保小額融資)を事業化し、貧困層の経済的自立を支援してきました。

1983年政府から銀行の許可を獲得して正式にグラミン銀行として事業を拡大して行きました。

数百万人の借り手が貧困から脱却でき、融資したお金の回収も良好で、貧困層の生活改善に大きな効果を挙げたということで、グラミン銀行の手法は世界に広がっているそうです。

貧困層の中でも上位層だけに融資しているとの批判があったため、数年前から、物乞いを続ける極貧困層に無利子、無担保、返済期限無しで貸し付けを行う事業を行い、軌道に載せたそうです。

日本の悪質サラ金業者はユヌス氏のような心をわずかでも持って欲しいものです。