9月21日の読売新聞によるとドイツマックスプラント研究所、米南フロリダ大などから成る国際チームが“人類最古の女の子供の化石”をエチオピアで発見したことを9月21日イギリスの科学誌「ネイチャー」に発表するそうです。
人類の出現は世界巨大恐竜博2006の説明書によると約700年前、古代オリエント遺跡展の説明書によると500万年前となってました。
人類が絶滅するまで残り「870万年」?
人類の進化
これまで、発見された人類最古の化石はエチオピアで発見された320万年前のアウストラロピテクス通称ルーシーという女性の猿人でした。
今回の化石は2000年末から2003年末にかけエチオピア北東部で発掘され、約300~400年前の「アファール猿人」の女の子供と見られ、3歳くらいと推定されていましたが、今回、詳細に分析した結果、330万年前の3歳の女の子供の猿人ということがわかりました。
脳は同年齢のシンパンジー並みだそうです。
3歳の女の子の猿人はこれまで最古と言われたルーシーよりさらに10万年前ということで人類最古の化石となったわけです。
重要な化石の発見しだいで、地球の歴史や人類の進化の歴史が更新されることもあり、逆に、これまでの定説がひっくり返ることもあるかもしれません。