父の一周忌と母の三回忌の法要

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両親の法要

母の三回忌(平成16年10月没)父の一周忌(平成17年1月没)の法要は7月9日、親戚関係者20人が集まり行いました。

10時、実家の床の間に設置された祭壇で、坊さんにお経をあげていただき、焼香してした後、光岳寺にあるお墓に行きお参りし、そして、お寺の位牌堂にある故人の位牌にお参りして12時ごろ、法要は終わりました。

その後、料理屋「藤よし」で会食を行い、15時前に終了しました。

法要のお経の間、祭壇上部の掛け軸に描かれている十数人の仏さまが気になっていたので、調べてみました。

十三仏

人が亡くなった後、あの世にいきますが、この世とあの世の間に中陰(ちゅういん)という世界があり、この世界を抜けるのに49日間かかるます。

この中陰を抜ける間、故人が一般の仏になるために勉強する必要があり、七日ごとに7人の仏さまが来られ、教え導いてくれます。

また、平行して七日ごとに閻魔大王主催の地獄・極楽判定会議も開かれ、49日目に、極楽行か地獄行かの判定が出ます。

しかし、極楽にいっても、故人はまだ、一人前の仏になれません。仏の世界で一人前になるまで33年間の時間がかかるそうです。

そこで、49日間の7人の仏さまの他、さらに、百か日から33回忌までの6回、6人の仏様が教え導いてくれます。

ということで、祭壇の上に飾られた掛け軸は故人が一人前の仏になるまで導いてくれる、13の仏さま即ち“十三仏”であることが分かりました。

インストラクター“十三仏”の顔ぶれと講義スケジュールは次のとおりです。

 1 初七日              不動明王(ふどうみょうおう)
 2 二七日(ふたなのか)       釈迦如来(しゃかにょらい)
 3 三七日(みなのか)        文殊菩薩もんじゅぼさつ)
 4 四七日(ししちにち)       普賢菩薩(ふげんぼさつ)
 5 五七日(ごしちにち三十五日)   地蔵菩薩(じぞうぼさつ)
 6 六七日(ろくしちにち)      弥勒菩薩(みろくぼさつ)
 7 七七日(しちしちにち四十九日)  薬師如来(やくしにょらい)
 8 百ケ日              観世音菩薩(かんぜおんにょらい)
 9 一周忌              勢至菩薩(せいしぼさつ)
10 三回忌              阿弥陀如来(あみだにょらい)
11 七回忌              阿閃如来(あしゅくにょらい)
12 十三回忌             大日如来(だいにちにょらい)

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13 三十三回忌            虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)